『四月になれば彼女は』4位、「雰囲気はいいけど……」鑑賞者から辛辣な意見も

 今回のランキングでは、2位が『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(2月16日公開)、3位が『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(3月1日公開)という順位に。前回から2位と3位が入れ替わり、『ハイキュー!!』が逆転した格好だ。

 なお、同作は累計興収79億円を超え、国内で上映された歴代映画の興収ランキングの85位にランクイン。これにより、それまで100位だった『ポケットモンスター ミュウツーの逆襲/ピカチュウのなつやすみ』(1998年7月18日公開)がトップ100圏外になったこともニュースになった。

 続いて第4位にランクインしたのは、今月22日公開で初登場の『四月になれば彼女は』(佐藤健主演)。映画プロデューサーや脚本家として知られる川村元気氏の同題小説(文藝春秋)が原作で、精神科医・藤代俊を演じる佐藤のほか、藤代の恋人・坂本弥生役で長澤まさみ、藤代の元恋人・伊予田春役で森七菜も出演している。全国254スクリーンという中規模での上映だったが、初日から3日間の興収は2億2900万円をあげ、第4位という上々の結果に。

 しかし、鑑賞者からは「雰囲気はいいけど、ストーリーはわかりにくかった」「海外の景色、映像が美しいだけ」「キャラクターに共感できない」などと辛辣な意見も多く、次回ランキングで順位を上げるのは難しいかもしれない。