まずは現代から。
後で触れる小沢一郎もそうだが、都知事の小池百合子も政治家としては「オワコン」だと思うのだが、メディアでは小池待望論が多いようだ。
今週の現代も、いつものように、二階俊博の支持を受けて、4月28日投開票の東京15区の補選に出馬し、当選後に自民党に復党して、二階や河野太郎、小泉進次郎らの支持を受けて、総裁選に出馬するのではないかというのである。
小池が出馬すれば「裏金問題」も吹っ飛び、新たになった自民党が選挙に勝てるというのだ。
出来の悪いお笑い芸人のコントのようだが、そのような都民や国民を足蹴にするようなことをやれば、小池の政治生命は終わると思う。
第一、3月25日に二階俊博は会見を開いて、「次の衆院選には出ない」と明言した。
政治家を引退する二階には、自派閥の人間でも付いていかないだろう。
ましてや小池を担ぐ人間など、10人も集まらないだろう。
そんなことより、小池の都知事としての収支決算をすべきである。東京五輪の収支決算。コロナ対策の是非。小池都知事に評価すべき何かがあったのか?
私には思い浮かばない。これ以上“老害”をばらまかないで、早く引退してもらいたい。こう考えているのは私一人ではないはずだ。