「映画好きの間では、綾瀬の華麗なアクションシーンを見るだけの映画で中身がないと不評です。共演者は、長谷川博己をはじめ、阿部サダヲ、野村萬斎、鈴木亮平と豪華で、SixTONESのジェシーも出演。その割には、公開後にあまりメディアで取り上げられることも少なく、客が入っていない状況が続いている。最終的には10億円にも届かないと言われ、このキャストを考えれば大コケだと言われている」(スポーツ紙記者)

 綾瀬は一般的にはバラエティ番組で見せる天然ボケなキャラが有名で、数ある主演ドラマでも万人に愛されるような役を多く演じてきた。しかし本人はアクション俳優志望で、事務所も映画出演の際には『リボルバー・リリー』のような体当たり演技が目立つ作品を選ぶ傾向にある。

 綾瀬が今年1月に出演した超大作映画『レジェンド&バタフライ』でも、その傾向は色濃く反映された。

「綾瀬は男勝りの濃姫を演じて、アクションシーンもある迫真の演技を見せた。主演の木村拓哉よりも目立つような好演技を見せましたが、最終的な収益は約24億円となった。総製作費が20億円を超えていると言われている中で、映画としては大失敗の部類に入ります。そもそも、昨年6月に公開した綾瀬が主要キャストの映画『はい、泳げません』は、収益が2億円を超えなかったと言われている。今回の『リボルバー・リリー』を合わせると、3本連続で大コケをしてしまったことになる」(民放関係者)