今回、滝沢氏がジャニーズ事務所からタレントを「引き抜く」形でスタートした「TOBE」。以前も当サイトで報道した通り、会社の基盤となる売り上げはこのファンクラブの会費となる。

「平野と神宮寺だけで数十万人、三宅とIMP.を合わせれば、すでに50万人近い会員がいると言われている。単純計算でも30億円以上の売上になり、なにもサービスを行っていないに等しいTOBEからしたら莫大な収益。アイドルが事務所から独立したあとに、安定的な収益としてファンクラブ会費を徴収するのはよくあるビジネスモデルではある。ただ、TOBEの場合は規模が大きすぎて、これまでの芸能界では類を見ないような規模で会員を集め続けています」(週刊誌記者)

 そんな大切な会員だからか、滝沢氏はファンクラブを巡って大盤振る舞いのサービスを見せて注目を集めることになった。

「TOBEは、公式サイトでニュースを発信し、ファンクラブの入会日で特別措置をとったことを発表した。これは、ファンクラブの申込みをしながらも、アクセスが集中して当日中に会員になれなかったファンに向け、希望者には入会日を変更するという前代未聞の措置。システムをいじらないといけないですし、金銭も絡む変更なのでかなり予算がかかる。通常ならこんなサービスはしないですが、TOBEは予算を投じて対応した。結果、SNSにはファンから神対応だと絶賛の声があがっている」(週刊誌記者)