さらにファンを騒然とさせたのが、今年1月に「Toshl×もーりー」名義で発表された自作曲「叫 SAKEBE」の歌詞だ。「深紅に染まった」「Rusty」「Anything」といったX JAPANを想起させるワードが散りばめられると共に、「嘘泣き野郎 溺れるナルシスト」「見栄で彩る 劣等感」「虚言 狂言 イイ加減」と何らかの対象を痛烈に批判する内容になっており、最後には「俺の叫び おまえの 五臓六腑に 響けよ」と訴えている。
これについて、ネット上のファンから「完全にYOSHIKIにケンカ売ってる」「YOSHIKIへのメッセージにしか聞こえない」「X JAPANへの決別の歌なのでは」といった声が噴出。一部報道では、歌詞の原案の段階では「遅延 永遠 モウ 絶縁」という一節があり、もっと直接的だったとも報じられた。Toshlはネット番組で「特定の人物にあてたものではない」と説明したが、YOSHIKIが発起人となったHEATHさんのお別れ会に姿を見せなかったことも合わせて考えると深読みしたくなる。
大事な仲間のお別れ会ですら顔を合わせられないくらいとなると、2人の関係は修復不可能なレベルになっているのではないかと危惧される。バンドの再始動を願っていたHEATHさんの想いに応え、YOSHIKIとToshlがメモリアルコンサートで同じステージに立つ日は来るのだろうか。