◆男性の自慢話も真っ向から否定してしまう

「相手の方は、弁護士をされている一つ年上の男性でした。第一印象はよかったのですが、知識をひけらかすような発言が多くて、なんだか居心地が悪かったんです。会話の中で、弁護士だから年収はかなりもらっていると自慢してきたので、“でも”その程度でしたらうちの会社の部長クラスより少ないですねと言ったら、急に怒り出したんですよ。ちょっと非常識だと思いませんか?」

男女の喧嘩
お相手からしてみては、知識をひけらかしたり年収を自慢しているつもりはなく、ただ紗南さんに認められたい一心で語っていたのかもしれません。それなのに、否定するような発言は少々考えものでしょう。

紗南さんのお話や、私と話している様子から感じられたのが、そのプライドの高さです。しかしプライドの高さとは裏腹に、恋愛に関しては自信がなく、その自信のなさを隠そうとして相手の言うことを否定したり、会話を自分の思い通りにコントロールしたりしようとしているようにも見えました。