「今年6月に劇場公開され、公開から11日間で累計35万人を動員した『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』で使用された公式映像も交えながら、語られていないエピソードを参加選手に聞き出す形式が番組のメインになると聞いている。例年オフの取材に協力的ではないロッテの佐々木朗希も、球団側が他の出演選手の並びを考えて受諾するなど深掘りした内容になりそうです」(同局関係者)

 WBC特番が放送される枠は過去にボクシング、格闘技中継や清原和博氏のホームランチャレンジを放送するなど“スポーツ枠”で知られる。

「ですがどの中継も近年、視聴率が芳しくなく、局の上層部からスポーツ局への風当たりは年々厳しくなるばかり。高視聴率を記録できたWBCとはいえ、同枠に対する局上層部の対応はあまり変わっていません」(同)

 それでもなぜ特番放送にこぎつけることができたのだろうか。