これに対して、SNS上のファンからは「紅白の選曲、NiziUがMake you happyなのはなんで?まだそれ歌う?」「今年はドラマに楽曲提供したり、 韓国デビューしたりいろいろあったのに、またメキハピを歌わされるとは」「紅白側の選曲だったらセンスなさすぎ」といった批判的な意見が続出。今年のNiziUの楽曲としては、映画『ドラえもん のび太と空の理想郷』の主題歌になった「Paradise」や、MVにStray KidsのFelixが友情出演したことでも話題になった韓国デビューシングルのリード曲「HEARTRIS」、日本テレビ系ドラマ『こっち向いてよ向井くん』の主題歌に起用された「LOOK AT ME」などがあるが、そういった活躍がNHK側に「スルー」されたと感じたファンが少なくないようだ。
ネット上では、2007年から『紅白』で「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」を交互に歌い続けている石川さゆりなどを引き合いに「ヒット曲を何度も歌うのは珍しくない」といった意見もあるが、ポップス系のアーティストは演歌系と印象が異なり、同じ曲を何度も歌っていると「一発屋」「過去の人」のように見えてしまうとの指摘がある。また、4年連続で「女々しくて」を歌ったゴールデンボンバーのように、同じ曲を歌い続けているといずれ『紅白』の出場者選考で落選してしまうのではと危惧する声もあるようだ。
ファンにとって納得がいかない選曲はこれだけでなく、初出場の3人組バンド「Mrs. GREEN APPLE」の歌唱曲が今年ヒットした「ケセラセラ」や「Magic」などではなく、なぜか昨年のシングル「ダンスホール」であることにも疑問の声が。カウントダウンライブ会場から中継で出演する予定と伝えられているPerfumeは、2010年のシングル「ねぇ」のカップリング曲である「FAKE IT」を歌唱するが、同曲はライブで盛り上がる鉄板曲としてファンに知られているものの、一般的な知名度はあまりないので「なぜこの曲?」と賛否が起きているようだ。