「司会としてのキャリアも豊富で、『有吉ゼミ』『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』で日テレとの関係も良好、さらに『スッキリ』の火曜コメンテーターと、引き継ぐには十分すぎるほどの材料があった。ただし、極力コストカット、シェイプしたい日テレとしては、加藤と同等、もしくはそれ以上の条件を欲するヒロミを担ぎ出すことは到底できないはず。
ただし、山里も、打ち切り報道が飛び出した11月当初、東野幸治との会食の席で『ネットニュースはいい加減ですよ~』『何回スッキリが終わるっていうデマのネットニュースが流れるんですか!?』と語るなど、真に受けていなかったことからみると、後任選びが難航し、彼に“お鉢”が回ってきた可能性もある。そこにヒロミの名前も候補にはあったのかもしれませんが……」(同)
ただ、ヒロミとワイドショーの相性は意外に悪いという。
「『スッキリ』や『ワイドナショー』、またかつて出ていた『バイキングMORE』を見てもわかりますが、コメンテーターとしてポイントで置く分にはいいのですが、いかんせん語彙力がないため、実は主張が伝わりにくいところがあった。そのため、選ばれなくてよかったのでは」(同)
だが、その意味では、誰が後任になろうと叩かれるのは目に見えている。時事や経済、外交、生活情報と幅広いジャンルを扱う番組に、ほぼ初めて真正面から挑む山里も、これから試練の時を迎えるかもしれない。果たしてどうなるのか。