「主演の天海祐希と共演者の鈴木浩介は、5日放送の『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系)に出演。過酷な山歩きをしたにも関わらず、オンエアでは映画の告知は流れませんでした。番組に出た理由も『司会のサンドウィッチマンが熱烈オファーしたから』という不自然なものでした」(芸能ライター)

 出演作を同時期に“掛け持ち”している俳優は、スキャンダルを起こした場合、その分だけリスクを伴う。2017年6月、未成年との飲酒および不適切な関係を認めて書類送検された小出恵介は、明石家さんまプロデュースのドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(Netflix)に出演していたが、同作は玉山鉄二を代役に立てて撮り直しを余儀なくされ、同じく出演映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』も大谷亮平が代役を務めて再撮影された。

 前述のようなケースは、まだ「主演」ではなかったところが救いだ。その点、座長のスキャンダルは影響も大きくなる。

「2019年2月、強制性交の疑いで逮捕された新井浩文(起訴)は、林遣都とのW主演映画『善悪の屑』が公開中止になりました。部分的な撮り直しも困難で、お蔵入りとなっています」(同)

 逆に、公開延期もしくは中止の危機を回避した映画は何だろうか?