「2018年は特に後半戦、夏場から破竹の勢いが止まらなかった。今は4番の鈴木誠也はいませんが皆でカバーしていることが大きい。我々も優勝特番ができるよう、企画取材やインタビュー申請、番組構成を真剣に考え始める時期に差し掛かったと認識しています」

 一方でカープにとっての試練は、災害級の暑さが続く8月に行われる27試合のうち、屋外球場の本拠地マツダスタジアムで15試合が開催されることだ。

「他にも神宮、横浜で3試合ずつ、計21試合が屋根のない球場です。ライバルの阪神は高校野球の甲子園大会の関係で主催5試合を京セラドーム大阪に振り替えるなど、25試合中屋外では11試合と少ない。これが吉と出るか凶と出るかはやってみないと分かりません」

 広島は28日の阪神戦に敗れ、連勝は10でストップ。ゲーム差なしで阪神に首位を譲ることに。そして首位攻防戦となった29日の阪神・広島戦は延長12回に及ぶ激戦で引き分けとなった。盛夏目前、おもしろいことになってきた。