結局、『水曜日のダウンタウン』で千原ジュニアさんとか、粗品とか、野性爆弾のくっきー!とかが全部、遠隔で指示を出してあのちゃんをコントロールしてたっていう。で、『ああ、そうだったんですか』と思ったんですけど。その後、家に帰って風呂に入ってる時に気付いたんですけど。生放送でそんなこと、やっちゃダメやなって……。朝から『ほぐした赤ラーク』とか『矢田亜希子さんの削り歯茎』とか、そんなことをあのちゃんに言わして。架空の番組とか、収録とかやったらまだ、いいんですけども。ずっとそれが生放送で普通に流れてて。しっかりやっぱり炎上してましたし……」と事件が起きた日の模様を振り返ります。

 たまたま番組を見ていたという中川家・剛さんが「びっくりしたんよ。俺もたまたまその時、見てて。『これは一旦、CMに行って、ちゃんと1回、戻した方がええな』と思ってんけど……そのまま行ってたもんね」と指摘すると「こっちも番組1年目だったんで。『CMに行きましょう』とか言える権力もないので。それでずっと、あのちゃんが止まらないから。こっちが問題を出すと、手をあげるから。あれは一番怖かったですかね」と逃げ場のない中、得体の知れない回答を連発するあのちゃんと対峙し続けた恐怖を話していた川島さん。

 その他にも『ラヴィット!』放送開始直前にJアラートが発令され、ニュース速報が入ってしまい番組開始が大幅に遅れたことなど、生放送ならではのアクシデントを話していた川島さんですが、北朝鮮によるミサイル発射とJアラート発令よりも、さらに印象的だったエピソードとしてあのちゃん事件を先に挙げており、川島さんにとって本当に衝撃的な回だったんだなと思わされるトークでした。