■Bブロック
●ザ・ぼんち(285点)×ハンジロウ(287点)〇
芸歴55年、日本武道館を熱狂の渦に巻き込んだのは43年前の1981年である。そんなザ・ぼんちが令和の時代の賞レースでどんな漫才を見せるのかに注目が集まったが、結論をいえばバチバチにウケた。285点はこのステージでも32組中で9位の点数だが、ハンジロウがわずかに上回った形だ。ハンジロウも、まさかザ・ぼんちを直接の漫才対決で倒す日が来るとは思っていなかっただろう。
●三日月マンハッタン(256点)×リニア(290点)〇
2年連続のベスト32進出となった三日月マンハッタンを、昨年『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)でラストイヤーを終えたばかりのリニアが撃破。東京地下ライブを根城にするコンビ同士で交流も深いだけに、トーナメント戦の残酷さを浮き彫りにする組み合わせでもあった。リニア、次はハンジロウと地下代表決定戦となる。