20代こそ家計簿をつけて家計を管理しよう
毎月何も考えずにお金を使い続ければ、いくら節約しても貯蓄を増やすのは難しいものです。まずは支出を可視化し、お金の流れを把握することが大事です。そこで効果的なのが家計簿です。お金の使い方がまだ身についていない一人暮らしの20代こそ、家計簿を使って支出を管理しましょう。
まずは1ヵ月続けて現状を把握しよう
家計簿の目的は、お金の流れを把握し現状分析することです。1ヵ月ほど続けると、何にどれくらいの金額を使っているのかが大まかにつかめます。
あまり厳密につけると続かないため、端数は適当に処理するなどまずはざっくりとした記録でもOKです。コツはできるだけ毎日つけることで、まとめてやろうとすると面倒になり続きません。一日の終わりに財布や決済アプリをチェックし、家計簿をつける習慣をつけましょう。
支出を分析して改善点を見つけよう
家計簿をつける上でもっとも重要なのが、支出を分析して改善点を見つけることです。家計簿とにらめっこしつつ、その支出は必要だったのか、無駄遣いではなかったか確認します。
また、支出の傾向もあわせてチェックしましょう。「ネット通販での買い物が多い」「コンビニでの出費の頻度が高い」など自分の支出の傾向が分かると「一晩考えてどうしても欲しい場合にだけ買う」や「コンビニに行くのを意識的に避ける」などの対策を講じられます。
月に1度ほど、家計簿の振り返りの時間を持つといいでしょう。出費を記録するだけでなく、自分にとってよりよいお金の使い方を見出すことが家計簿をつける最終ゴールです。
家計簿アプリを活用しよう
家計簿は手書きでもかまいませんが、専用のアプリを活用する方法もあります。クレジットカードやキャッシュレス 決済のアプリでの支払いが多い人は、家計簿アプリと連携させることで簡単に支出を記録することができるのでとても便利です。
また、レシートを撮影するだけで自動的に出費を項目別に計算する機能もあり、一瞬で家計簿の記入が完了します。特にキャッシュレス決済はお金の流れが見えにくいため、アプリで記録し毎日チェックすることで浪費の防止にもつながります。
20代のうちに家計管理術を身につけて人生のスキルに!
支出を見直し家計簿でお金の流れを可視化することで、仕事やプライベートに忙しい20代でも楽に家計管理できるようになります。自分のライフスタイルに合わせて予算を組むと、自然と貯蓄ができるようになるはずです。
また、家計管理はお金の使い方の基本を身につけることにもつながり、これからの人生に大いに役立つでしょう。どんなお金の使い方をしたときに楽しさを感じるかなど、自分の支出の傾向が分かると、本当にやりたいことや好きなことが見えてくるかもしれません。
家計簿でお金の流れを見直し、「貯まる」家計を作っていきましょう!
提供・UpU
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