①しっくりくるかこないかはベースメイクでほぼ決まる
40代になると今までのアイメイクがしっくりこない…となりやすいのは、ベースメイクの作り方が原因だなと、さまざまな40代の方のメイクをしていて感じます。
目周りの肌が乾燥したり、クレンジングなどの摩擦で色素沈着・シミなどの色ムラが目立ったり、肌自体が加齢により黄ぐすみしていたり…目周りがどんより暗くみえてしまっていることが多いんです。
40代はベースメイクの時点で目周りのくすみをクリアにすることがとても大事です。
黄ぐすみをパッと明るくクリアにするために、下地にコントロールカラーやトーンアップ効果のある下地を目周り中心に馴染ませます。
顔全体に塗ると顔が白く浮いてしまうので要注意です。
ファンデーションはツヤ系よりもマット系に仕上げて、ツヤ感は後でハイライトでプラスします。
マットに仕上げることで、肌の乾燥によるキメの粗さをつるんと見せることができるので、パール系やラメ感のあるアイシャドウが映えるベースになります。
粉っぽくなってしまうのもよくないので、ブラシで余分なパウダーをはらっておきます。
目のキワまではファンデーションやコンシーラーを塗らない方が目が大きく見えるというメイクテクニックもありますが、目のキワが茶色く色素沈着している場合はカバーしておいて後からシェードカラーを入れる方がキレイに見えます。
②アイシャドウはマット系でベース作りが鉄則
ベースメイクでも同じでしたが、パールやラメが入ったアイシャドウを最初に直接塗ると肌のキメの粗さが強調されてしまいます。
なので、マット系のアイシャドウをベースにのせてから、光の当たるまぶたの中央にキラキラのアイシャドウをのせましょう。
目の下はコンシーラーをベースにのせて、肌馴染みの良いハイライトカラーを入れると目がうるんで白目がキレイに見えます。
白目も黄色くくすんでいたり、充血が気になる方もこのメイクテクニックがオススメです。
目周りのくすみをカバーしながらアイメイクできると、トレンドの涙袋ラインを描いてもシワっぽく、クマできた？というような仕上がりになりにくいです。
③アイラインで目元をリフトアップして見せる
アイラインは目尻の端までというのが定番ですが、目尻のたるみが気になる40代は端まで伸ばして描くと目尻を上げて見せることが難しいです。
アイラインは、目尻の端に向かって下がりきる手前で横に向けてハネを描いてしまいます。
そのハネに向かって、目尻の端から繋げて描いて隙間を埋めると目尻の形が自然にリフトアップして見えます。
目のキワの粘膜が目立つ方は、粘膜はしっかり埋めるとより引き締まって見えます。
また、アイラインではないですが40代さんが涙袋の影ラインを引くときにもポイントがあります。
涙袋の影ラインがクマやたるみに見えないように、血色感のあるカラーでナチュラルに仕上げるのがおすすめです。
