「実は貴重!富士山を一望できる駅」清水駅から出発する旅のプランをご紹介します。清水駅周辺には、海鮮、富士山、船旅、さらには商業施設などなど、1日で回れるたくさんの見どころが凝縮されているので、時間が限られている週末旅や子連れ旅にもおすすめなのです。
旅は清水駅に降りた瞬間から始まっている!
こだま新幹線も停車する静岡駅から、普通列車で三島方面へ10分ほどの場所にある清水駅が、今回の旅のスタート地点です。
まず驚くのは、改札を出ると目の前に現れる富士山!大きなガラス貼りの窓が開放的で、ほとんど完璧と言えるアングルで富士山を見られる絶景スポットです。おすすめの時刻はなんといっても午前中の早い時間。富士山が綺麗に見られる確率が比較的高いそうですよ。
ちなみに駅にはこぢんまりとしたキオスクがあり、静岡銘菓「こっこ」や、清水の銘品「シーチキン」などの静岡土産も少し手に入るので、要チェック!
駅前のアーケードで地元に愛されるパンをゲットせよ!
清水駅江尻口から出ると、前方左方向にアーケード商店街が見えてきます。昔懐かしい雰囲気が素敵なこの商店街には、昔から地元で愛されている、行列のできるパン屋さん「Funny Bunny」があるのです。オープン時間は7時半~8時半と曜日によって異なりますが、オープン時には地元の常連客で列ができています。
店舗は歴史を感じさせるお洒落な店構えが印象的です。お店の中に入ると、8畳ほどの空間に、所狭しと各種パンが並べられています。
驚くのは、その種類の多さ!小さなパン屋さんに、たくさんの種類のパンが並んでいるというのはパン好きにとっては本当に感動もので、つい全種類試してみたくなってしまいます。土日は売り切れも続出するそうなので、たくさんのパンを食べたい方は是非朝早い時間に行列に並んでみてください!
お昼ご飯は魚市場でマグロスペアリブにかぶりつけ~!
清水駅から300mのところにあるのが、魚市場「河岸の市」。こちらの施設は海鮮を販売する「いちば館」と美味しいマグロ料理を始めとした海鮮料理を食べられる「まぐろ館」に分かれています。
まずは「いちば館」へ。所狭しと並んだ海鮮に目が奪われますよ。生け簀で泳ぐお魚の姿を見ると、子供も大人もはしゃいでしまいますよね。新鮮な海鮮をたっぷり見てお腹が空いたところで、「まぐろ館」へと移動しましょう。
「まぐろ館」の二階海側にあるお店「大間新栄丸」
今回のランチは、「まぐろ館」の二階海側にあるお店「大間新栄丸」をご紹介しますね!
店内は想像するより広々として、港を一望できる大きな窓が開放的な空間です。筆者が訪れた時期は秋だったので、少し開けられた窓からの海風がとても爽やかに「海鮮気分」を盛り上げてくれました。
上の写真は海鮮丼+マグロスペアリブのランチセット(1,260円)。静岡の名産品のひとつである「生シラス」が乗った豪華な海鮮丼と、外はカリっと中はトロっとがたまらないマグロスペアリブを食べられるセットです。
生シラスがつるつるで美味しいことはよく知られていますが、マグロスペアリブはあまり知られていないのではないでしょうか?
スペアリブというとお肉のイメージがありますし、おさかなの揚げ物だと多少は硬かったりパサパサしたりするんじゃないの?と想像するかもしれませんが、ぜんっぜんそんなことはありません。
むしろお肉のスペアリブより柔らかくて、かつ脂がたっぷりのっているのに魚ならではの軽い食べ心地、お店自家製の甘しょっぱいタレと絡んで、これがもう最高に美味しいんです!これを食べるために清水へ行っても絶対に後悔はしないでしょう。。おすすめです。
上の写真は、選べる3色丼ランチ1,250円。筆者はネギトロ丼・桜エビのかきあげ丼・生シラス丼を選択しましたが、この他にもマグロ丼・たまご丼・釜揚げシラス丼があり、好きな丼を選ぶことができます。
ここで食べてもらいたいのは、なんといっても桜エビのかきあげ丼です。静岡の名産品である桜エビを、たっぷりサクサクに揚げたかきあげの香ばしさは最高です。
ちなみにこちらの新栄丸さんの丼ぶりは酢飯までが本当に美味しく、我が家の小食な娘でも酢飯を大量に食べていました。子供連れの旅行にも間違いなくおすすめできるお店です。
地生酒(静ごころ700円)は、言うまでもなく海鮮との相性も抜群。お土産に買いたいくらい美味しいお酒ですよ!ただし「要冷蔵商品」のためお持ち帰りのハードルは高め。ぜひ現地でいただいちゃってくださいね。