全国で2番目に大きな湖「霞ヶ浦」の湖畔で湧き出す天然温泉「あそう温泉白帆の湯」は、展望風呂からの眺めが特徴で、霞ヶ浦と筑波山のパノラマ風景を楽しめます。近隣にはショップや神社も。この記事では、現地で楽しむための8つのアイディアをご紹介しています。

あそう温泉白帆の湯とは

全国第2位の湖面積を誇る、 霞ヶ浦(かすみがうら)湖畔から湧いている天然温泉 の日帰り温浴施設です。茨城県は温泉が少ないと言われていますが、あそう温泉では 毎分95リットル ものお湯が湧いています。このように湧水に富んでいるため、浴槽内に加水は行っていません。

写真:菊地早秋

 

温泉は 黄褐色 のなめらかなお湯です。これはケイ素を多く含むからなのだとか。一般的にケイ素が多い温泉は、 美肌の湯 として知られています。実際、湯に浸かると体を優しく包まれるのを感じます。温度はそこまで高くありません。

写真:菊地早秋

 

あそう温泉が位置する 行方市(なめがたし) は、全国的にもサツマイモの生産量がトップクラスです。併設されたショップでは、サツマイモ関連商品をはじめ、様々な地域特産品を購入することができます。

【あそう温泉白帆の湯・基礎情報】
●営業時間:10~21時(最終受付20時)
●定休日:水曜日
●料金:中学生以上740円(17時以降530円)/小学生310円(17時以降210円)
●レンタルタオル:バスタオル&フェイスタオルセット110円
●駐車場:専用駐車場あり

それではさっそく現地での楽しみ方を8つに分けてご紹介していきます!

【楽しみ方1】3階・展望風呂に浸かる

温泉は 施設の最上階 にあります。1階入口の券売機でチケットを購入し、靴をしまい、フロントで脱衣所ロッカーの鍵をもらいます。靴箱を利用する際には100円が必要です(返却されます)。

写真:菊地早秋

 

温泉は、水風呂を含めて室内に 3種類 、屋外に露天風呂が 1種類 です。広さはそこまでありません。スーパー銭湯よりは小規模です。浴槽越しには霞ヶ浦の景色が広がります。眺めがいいので、 まだ明るいうちに訪問するのがおすすめ です。

写真:菊地早秋

【楽しみ方2】2階・お食事処水郷の間で食事する

大衆向けのお食事処もあり、お座敷でゆっくりとお食事をとることができます。券売機で好きなメニューを注文するシステムです。メニューは 定食、丼ぶり、カレー、蕎麦、うどん、ラーメン、たこ焼き などがあります。

写真:菊地早秋
写真:菊地早秋

 

霞ヶ浦ならではのメニューもおすすめです。例えば、 かき揚げ蕎麦 には川エビが使われています。 わかさぎフライ もここならではですね。全体的にサクサクと簡単に食事を済ませたい方向きの内容です。営業時間は11~21時(LO20:30)。

写真:菊地早秋

【楽しみ方3】1階・コテラスマルシェで特産品を買う

温泉と同じ建物内の1階には、 地域特産品のショッピング ができるコーナーがあります。ここでは行方市の 地場野菜、クッキー、お煎餅、お酒、アイス、佃煮 などを購入することができます。

写真:菊地早秋

 

地元で有名な酒蔵・愛友酒造が作る 日本酒帆曳歌 (1,350円)」は飲みやすく、おすすめです。 NAMEGATA ICE (各350円)は、地元野菜を使ったアイスクリームで、トマト、大葉、生姜、イチゴなど様々な味を楽しめます。

写真:菊地早秋
写真:菊地早秋

【楽しみ方4】1階・コテラスカフェでお茶する

コテラスマルシェとほぼ同じ場所にある、 小さなカフェスペース です。座席からは湖と芝生がよく見えて、晴天の日は気持ちの良い時間を過ごすことができます。

写真:菊地早秋

 

メニューは全て飲み物 で、ホット&アイスコーヒー(280円)、紅茶(280円)、コーラ(200円)、オレンジジュース(200円)、カプチーノ(320円)、宇治抹茶ラテ(320円)です。10~18時(LO17:30)まで営業しています。

写真:菊地早秋