同作は、宮藤官九郎のオリジナル脚本による意識低い系タイムスリップコメディー。1986年から2024年の現代へタイムスリップした“昭和のおじさん”小川市郎が、コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていくストーリーだ。
問題となったのは、2月23日に放送された第5話の一シーン。在宅酸素療法をしている患者の近くで市郎がたばこに火をつけるシーンがあったことが「不適切」だとリアル謝罪することとなった。
これに対し、ネット上では「番組タイトル通りなのに謝罪とはこれ如何に」「昭和の価値観のドラマだからお詫びする必要ある?」といった声がある一方、「へぇー勉強になった」「火事の危険があるからこれは正当なクレーム」などの反応も見られる。
善し悪しはともかく、こうした「コンプラ警察」の出動は今や至るところで見受けられるが、とりわけこの数年取り締まりが厳しくなってきているのが、スタジオジブリ作品だという。テレビ誌ライターが言う。