戸田恵梨香、恋多き女優を変えた夫・松坂桃李の習性
(画像=戸田恵梨香 FLaMme 公式サイト、『日刊サイゾー』より引用)

ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――11月13日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に戸田恵梨香が出演し、「ドラマとか映画の世界にたくさんのコンプライアンスができてしまったのが一番くやしい」「ヤクザのお話なのに、ヤクザがシートベルトをする。なんだ、その手間」と発言したことが話題となりました。

城下 「ヤクザがシートベルト」とは笑ってしまいますね。戸田さんと同じような嘆きの声は、制作陣からよく聞かれます。ドラマに限らずバラエティ番組もそう。お笑い芸人が「痛い、痛い」と大げさなリアクションするような、痛みを伴う笑いは「いじめにつながる」と批判が来るのでできない。クレームを恐れて表現が慎重になりすぎるため、演者としては「つまらない」と感じることもあるのは否めません。

――観たい人だけが観に行く映画であれば、比較的自由に表現ができそうです。

城下 そんなことありませんよ。製作委員会システムになって複数のスポンサーが出資しているため、1社でも「世間から批判されたら困る」と意見すれば、そうした表現ば難しい。ただ、そうした制限がある中で、新たな表現を模索している制作陣もたくさんいます。たとえば、健康によくないということで、ドラマではほとんど見なくなったたばこを吸うシーン。たばこを吸わなくても、そこで表現したかったことを別の方法で演出しようと試みるようになっています。ただ、やっぱり「ヤクザがシートベルト」はさすがにどうかと思いますね(笑)。

――確かにそうですね。そんな戸田ですが、11月28日、第1子妊娠を発表しました。戸田は2020年12月に松坂桃李と結婚しています。

城下 おめでたいですね。戸田さんは2021年秋ごろ一時、仕事をお休みすることがありましたが、もしかしたら妊活を考えて、長期間の仕事を引き受けないようにしていたのかもしれません。戸田さんは、とても才能ある女優で仕事熱心で業界でも評判がいい。ただ、複数のプロデューサーから意外な一面を聞いたことがあります。プロデューサーいわく「魅力的だし仕事はきっちりするけれども、恋多き女優」「恋愛中は、恋愛優先に変身。撮影終了と同時にすぐに帰ってしまう」とのこと。仕事ができる女優ですが、そういう面があってビックリですね。