「我々報じる側にも多分に問題があったと思います。ただ、羽生が妻を公表しなかったことで、よけいにマスコミやファンもその素性が気になってしまった。お相手も以前は表に出る職業だったのですから、しっかり記者会見すればマスコミもしつこく追い掛け回したりしなかったようと思います。どこにもツーショット写真が出ていないからこそ、希少価値が生まれてしまい、各社がスクープ狙いに走っていたわけですからね。マスコミの反応に対する羽生の見通しが甘かったにせよ、ほとぼりが冷めるまで海外生活をするという選択もあったのでは」(芸能記者)

 そんななか、にわかに株が爆上げとなっているのが小室圭さんだという。

「一部では羽生との対比から小室さんを称賛する声が飛び交っています。小室さんの場合はお金がらみの問題を解決すれば良かっただけなので状況は少し違いますが、それでも何年にも渡ってマスコミや世間から中傷を受け続け、それでも眞子さんとの愛を貫き通して幸せを掴んだ。尋常じゃないプレッシャーの中で弁護士資格を取得したのも立派。金メダリスト以上に鋼のメンタルだったと、改めて感心している人が多いようです」(前出・芸能ライター)

 これから元妻に「本当の離婚理由」を直撃しようとするマスコミも出てきそうだが、「お相手を守るため」という羽生の決断が裏目に出なければいいが…。ただ、小室氏同様、羽生もメディア・スクラムの被害者であることに疑いはない。