デビットカードを申込みしようと思っても、種類がたくさんあってどれにしたらいいのか分からない!と迷ってしまう人もいるでしょう。そこで今回は初めてデビットカードを作る人向けに、デビットカードを4つのポイントから比較して解説します。
デビットカードとは?特徴や仕組みを簡単におさらい
デビットカードとは、銀行口座から直接引き落としされる即時払いのカードのことです。デビットカードで決済すると、使った金額が銀行口座から即時引き落としされます。クレジットカードとは異なり、銀行口座残高の上限までしか決済できないため、うっかり使いすぎてしまう心配がありません。また現金で支払うよりも、ポイント還元・キャッシュバックがあるからおトクです。さらに2019年10月から2020年6月まで消費者還元施策(※)により、決済額の最大5%還元もされるので、キャッシュレス決済でのお支払いはさらにおトク!
(※)2019年10月の消費税率引き上げ後の消費喚起後押しと国内におけるキャッシュレス推進を目的として、国(経済産業省)が主導する事業。
収入の少ない学生でも安心して作ることができます。他にもアプリ・Webで使用履歴が確認できるカードも多く、お金の管理がしやすくなる、無駄遣いが減るといったメリットもあります。
デビットカードはクレジットカードが使えるところならほぼ利用できます。また、キャッシュカードとの一体型ならATMでお金を引き出すことも可能です。しかし、デビットカードではクレジットカードほどの高いポイント還元率は望めず、ETCカードも作れません。
デビットカードは初めて持つカードを探してる人や、できるだけ無駄遣いをしたくない人、審査などの手続きを面倒に感じる人にとって、ぴったりなカードです。キャッシュレス化が進む今、現金払いからデビットカード払いに切り替える人も増えてきています。
デビットカードを比較する4つのポイント
デビットカードを選ぶなら、
(1)年会費
(2)ポイント還元率
(3)手数料
(4)利用可能店舗数
4つのポイントでチェックしてみましょう!
(1)年会費で選ぶ
デビットカードの年会費は銀行によって異なります。主に年会費が永年無料の銀行と、初年度は無料で2年目以降は年会費がかかる銀行があります。ただし、2年目以降も一定の条件をクリアすれば年会費が無料になるところもあります。利用額10万円以上ならば年会費無料といった条件なら、そんなに気にする必要はなさそうですね!
また、新規入会者は年会費無料の場合があります。銀行のウェブサイトで確認してみましょう。
(2)ポイント還元率やキャッシュバック率で選ぶ
ポイント還元率やキャッシュバック率もデビットカードを作るうえでの重要な項目!
ポイント還元率やキャッシュバック率はデビットカードによってさまざまです。また、利用額や利用状況に応じてポイント還元率・キャッシュバック率が変わる仕組みを導入しているところも多くあります。その他、誕生月に特典としてポイント還元率・キャッシュバック率が上がることも。
ポイント還元率・キャッシュバック率が高いことは確かに魅力的ですが、ポイント還元率・キャッシュバック率だけで安易に決めず、他の条件ともよく比較検討してみましょう!例えば、年会費が高ければポイント還元・キャッシュバックのメリットがなくなってしまうことも十分あり得ます。
ポイント還元やキャッシュバックについてはデビットカードによって仕組みが大きく異なるため、よく利用する電子マネーやポイントと親和性が高いデビットカードを選ぶのもいいですね。