潔癖症の特徴
潔癖症にはどんな特徴が見られるのでしょうか。ここでは、潔癖症の方に多く見られる特徴をまとめます。自分は潔癖症に当てはまっていないか、心配な方はぜひチェックしてみてください。また、潔癖症にならないためにも、綺麗好きの方はチェックしておくことをおすすめします。
潔癖症の特徴①菌が怖い
潔癖症の方は、菌が怖いと感じやすい特徴を持っています。そのため、除菌を異常に意識している傾向にあります。特に昨今の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、普段よりもこの傾向を強めている方が多いようです。
過剰な除菌により、手指のアルコール除菌や手洗いが肌荒れを招くこともあります。最低限の除菌であれば良いですが、目に見えないものを恐れすぎて逆に自分や周囲を疲弊させてしまうことの内容に気をつけたいところです。
潔癖症の特徴②物を触るごとに手を洗う
潔癖症の方は、物を触るごとに手を洗うという特徴を持っています。ですから、潔癖症かどうかを見分けるためにはものを触った後の行動に注視すると良いでしょう。潔癖症の方は、何かに触ればすぐに手を洗ったり、除菌ジェルなどを手に塗り込む傾向が見られます。
また、潔癖症の方は汚いものを触った時だけではなく、新品のものを触った時にも手を洗おうとすることがあります。さらに、物を触ったのがたった一瞬でもすぐに手を洗ってしまうため、周囲から見るとある種異常行動に思えることもあるでしょう。
潔癖症の特徴③人と飲食を共有できない
潔癖症の方は、他人と同じ食べ物を共有することができません。特にお鍋料理などは、それぞれが自分のお箸を使って食べることが多いため、意識的に避けようとしている方も多いようです。また、部活などでよく見られる回し飲みと言った行為も、潔癖症の方にとっては耐え難い行為です。
人によっては飲食店のお箸が使えないため、マイ箸を持ち歩いていることもあります。割り箸を求める人もいるので、外食をすれば潔癖症かどうかを見分けられるでしょう。ただこれらの行為は、食卓を共にする相手にとって不快に思われることもあります。
潔癖症であるが故に、人間関係に亀裂が入ってしまうようなこともあるため、自分にこの節が見受けられると感じた際は角の立たない言い方を工夫するなど、対策をしておきましょう。
潔癖症の特徴④人の手作り料理が苦手
潔癖症の方は、人の作った料理を食べるのが苦手と感じる節があります。特に家庭料理には苦手意識がある方が多く、中でも人の握ったおにぎりには抵抗感を覚えるという場合が多いようです。しかし、なぜか飲食店のお寿司やご飯などは平気で食べられるというのも、特徴の一つとして見られます。
また、他人の家で炊かれた白ご飯を食べられないという意見も見られます。これらの特徴は、潔癖症の方だけではなくあらゆる方に見られる特徴ではありますが、行き過ぎると他人との関係に亀裂が生じてしまうことがあるので注意が必要です。
潔癖症の特徴⑤つり革を持てない
潔癖症の方は、電車の中でつり革を持てないのが特徴です。またこれはつり革に限った話ではなく、電車内に設置されている手すりなど、あらゆるものに触ることができません。人によっては座席に座ることも厳しいという場合もあります。
ですから、潔癖症の方は電車内でなるべく端っこで立っているようにしている場合が多いようです。他に、エスカレーターなどで手すりに触れないなど、公共の場のあらゆるものに触れないように生活を送っている傾向にあります。