0~1歳の赤ちゃんへの絵本の読み聞かせポイント

読み聞かせをしてみてもあまり楽しんでくれない、興味を示してもすぐに飽きてしまうなど、赤ちゃんへの読み聞かせは難しいと思いがち。しかし、ポイントをおさえることで上手に読み聞かせができ、赤ちゃんも絵本を楽しんでくれるようになります。簡単にできる読み聞かせのポイントを紹介するので、実践してみてください。

 

赤ちゃんが好きな絵本は繰り返し読んであげる

赤ちゃんが楽しそうにしている、興味を示している絵本は 繰り返し読み聞かせをすること が大切です。赤ちゃんは楽しかった絵本の場合、繰り返し読んでも飽きることなく、前とは違ったポイントでの楽しさを発見したり、同じポイントでまた楽しんだりと何回も楽しめます。新しい絵本を読み聞かせをすることも大切ですが、赤ちゃんのお気に入りの絵本も繰り返し読んであげることを心がけましょう。

 

パパママの声を聞かせることを意識する

前述したように0~1歳前後の赤ちゃんは発達段階のため、視力が弱いです。 絵本の絵を見せるというよりは、読み聞かせをするパパママの声を聞かせることを意識するといいですよ 。淡々と読むよりも、声の強弱をつけたり、感情を込めたりすることで、聞いている赤ちゃんは面白い、楽しいという気分になり、読み聞かせが好きになっていきます。

声を聴かせることによって赤ちゃんに大切なパパママとのスキンシップやコミュニケーションに繋がり、言語や社会性の発達にもいい刺激にもなるので、ぜひ心がけてみてください。

 

赤ちゃんの絵本デビューに! 0歳向けおすすめ絵本3選

初めての絵本はどれがいいのか迷っているパパママに、絵本デビューにぴったりの絵本を3つピックアップしました。初めての絵本でも楽しめるものばかりです。

 

まついのりこ じゃあじゃあびりびり

身近なものやイラストが出てくる絵本で、「わんわんわん」「じゃあじゃあ」など0歳が面白く感じる擬音がたくさん出てきます。イラストがシンプルで見やすいので、初めて絵本に触れる赤ちゃんにおすすめです。

 

安西水丸 がたん ごとん がたん ごとん

汽車が赤ちゃんのいつも使っている哺乳瓶や、りんごなど見かけたことのあるものを乗せて「がたんごとん」と走ります。汽車の走るリズムが楽しく感じる絵本ですよ。リズムをつけて読み聞かせをすると、より一層楽しめます。

 

三浦太郎 くっついた

ゾウやサルなどさまざまな動物が登場してはくっついたを繰り返していき、最後は「私」と「おかあさん」、「おとうさん」とくっつくという内容です。絵本を読み聞かせしながら「くっついた」と顔をくっつけると楽しいだけではなく、スキンシップにも繋がります。この絵本でくっついたを覚えて、実際に顔をくっつけてきてくれる赤ちゃんもよくいるほどクセになる絵本です。