赤ちゃんに素敵な絵本を贈りたいパパママにとって、どんな絵本を選んであげたらいいのか悩みますよね。現役保育士が、0~1歳の赤ちゃんが楽しめる絵本の選び方やおすすめの絵本を選びました。ぜひ赤ちゃんとの楽しい時間を過ごせるお気に入りの1冊を見つけてくださいね!

 

0歳で絵本に触れると子供の力は大きく伸びる

「ブックスタート」という、絵本を通じて赤ちゃんとパパママの心の触れ合いのきっかけや、どの赤ちゃんにも言葉や文字に触れ合う機会を作ること目的とした活動があります。ブックスタートを経験した子供と、そうではない子供の小学校入学時の学力を比べると、読み書きだけはなく、計算や空間認識などさまざまな面での学力差があることがわかっています。

「0歳に絵本はまだ早いかな」と思わず、赤ちゃんのうちからたくさんの絵本に触れさせてあげましょう。赤ちゃんの成長に繋がるだけでなく、パパママとの触れ合いの時間も増えるのでおすすめですよ。

 

0~1歳の赤ちゃんにおすすめの絵本の選び方

絵本はたくさんありますが、0~1歳からでも楽しめるおすすめの絵本の選び方をまとめました。初めて絵本を選ぶ人もそうではない人も、ぜひ参考にしてくださいね。

 

身の回りのものを描いた絵本

身の回りのものは描いた絵本は、赤ちゃんでも知っているものがたくさん登場するので、絵本を見ている赤ちゃんは嬉しくなります。

  • 車やバスなどの乗り物
  • くだもの
  • ペットを飼っている場合は動物

などの身近なものが登場する絵本は、赤ちゃんも親しみがあるので興味を持ちやすいですよ。

 

音やリズムを楽しめる絵本

0~1歳は自然の音、パパママの声を楽しむなど耳が敏感な時期です。この時期に音やリズムを楽しめる絵本を選ぶと、赤ちゃんは絵本を読むパパママの声を聞いていて楽しい気持ちになります。また、耳に残りやすいので言葉を発するきっかけになりやすいです。「コロコロ」「グルグル」「ポンポンポン」など繰り返す単語も、赤ちゃんにとっては楽しい言葉なので、そういった絵本を選ぶといいでしょう。

 

赤ちゃんの好奇心を刺激する「しかけ絵本」もおすすめ

まだ絵本の物語にピンとこない赤ちゃんには、物語ではなく目で見て、手で触って音や感触を楽しめる「しかけ絵本」がおすすめです。特に0~1歳の時期は手で触ることで、身近にあるものの感触や触ったときの音をたくさん知っていきます。しかけ絵本は触ることによってわかることがたくさんあり、赤ちゃんにとっては好奇心を刺激するとても楽しい絵本です。楽しいだけではなく、しかけをめくる、引っ張るという動作は手先の発達にも繋がるので楽しみながら発達にいい影響を与えてくれます。

 

イラストが大きくカラフルでハッキリしている色合いの絵本

赤ちゃん、特に0歳の頃は視力が発達段階なので、小さいイラストや薄くぼんやりとした色合いが見えにくいことがあります。赤ちゃんの時期は絵本のイラストをよく見るので、赤ちゃんでもわかりやすいように、イラストが大きくてハッキリした色がたくさん使われている絵本を選んであげましょう。