客室「プリビレッジ・スイート」

客室タイプは、スイート、プリビレッジ、スーペリアの全178室で、プリビレッジとスーペリアはツインとキングのベッドを用意。舞台衣装のパターンや舞台照明などをモチーフにしたアールデコ調のクラシックな雰囲気です。東側の客室は新橋や銀座周辺、西側の客室は日比谷公園周辺の眺望を見られます。

▲客室階の廊下

エレベーターホールや客室エリアの廊下は、映画館を思わせるちょっと暗めで暖色の柔らかな光が投げかけられています。フロア表示の細くエレガントな書体もアールデコの時代に流行ったデザインです。注目はルームナンバーの表示灯。フィルムを思わせる円筒になっていて、映画や舞台が隆盛を極めた古き良き時代を彷彿とさせます。

▲12階にある「スイートルーム」

2部屋用意されたスイートルームは44平米で、寝室とリビングに分かれています。この部屋のみの特別な装飾も必見。照明は映画機材を思わせるデザイン、窓のカーテンは舞台の幕を思わせる上飾りのついたバランスカーテンを採用。フローリングの床や完全セパレートのバスルームもスイートルームだけのしつらえです。

▲アールデコの中に日本の伝統装飾を融合

寝室の壁に並ぶ21個の丸いアートは、歌舞伎や能などで使われる着物の紋様や舞台で使われるアクセサリーがモチーフです。

▲舞台衣装を刺繍で描いています

▲バス・トイレ・洗面はセパレートタイプ

縦長の青いタイルが上質な雰囲気を醸します。スイートルームの洗面には女優ミラー(ライティングミラー)を用意。スツールが置かれ、腰かけて利用できるのも高ポイント。ガラス張りのバスルームには、ハンドシャワーに加えレインシャワーも備えます。

▲バスアメニティはイギリスの「エレメンタルハーボロジー」

シャンプー類は、アロマセラピーを融合させた「エレメンタルハーボロジー」で、しっとりとした洗い上がり。歯ブラシは木製で、脱プラスチックに配慮するアイテムをそろえます。

雰囲気のある「スーペリアルーム」

4階から10階にある22平米のスーペリアルームは、キングとツインの2タイプ。窓際にはラグジュアリーチェアが置かれ、アールデコ調にデザインされた家具や照明を備えます。

▲スーペリアキング

▲桜や幾何学模様が描かれたカーペット

▲スーペリアのバスルーム

緑色のタイルの壁や専用デザインのカーテンなど、客室と統一性のあるデザインです。