茂木健一郎氏が苦言を呈すワケ「国家的な危機」「攻撃性がある」
茂木氏はこの前日にも、「コメディは、本来は最高の知性の表れ。日本のお笑いは全員落第!」と題した動画を公開。お笑いのプロではない自分が苦言を呈す理由について、「中高生なんかとしゃべってても、今のお笑いの文法なんかに浸ってる人がいて、それ以外の文化を知らない。それを僕は国家的な危機で、攻撃性があると思ってるから、お笑いの文化の批判をしてる」と説明していた。
茂木氏といえば、2017年にも日本のお笑い芸人を「終わっている」などと批判して話題に。
同3月19日放送のニュースバラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)でもこれを取り上げ、コメントを求められた博多華丸・大吉の博多大吉は、「お笑いは好みだから、何言われても『まあ、そうですよね』としか言いようがない一応芸人としては、まあまあおっしゃる意味もわかりますけど」と茂木氏の行動に理解を示しつつ、「政治を風刺するお笑いの限界がなんとなくわかってるから、やったってそんなに大した笑いは取れない。たとえば安倍総理で笑いを取った時の取れた笑いの量と、降りかかるリスクを考えたら、まったく釣り合ってない」と持論を述べ、「そういうことを考えて僕はお笑いをやっている」と語った。