以降は事実上の活動休止状態となり、一部では「フードデリバリーのアルバイトをしていた」「ラーメン店で働いている」といった報道があったが、昨年1月にひっそりとワークショップを再開。参加者募集のメールには「今年は自主映画時代に戻って、原点回帰で、作品を夏イン目標で準備することにしました。予算は小さいですが、志は高く作品創りをします」といった本人のコメントが記載され、またもキャスティングを匂わせた内容になっていたと報じられた。
当時の報道によると、榊容疑者は「今後は『榊シンイチ』に名前を変えて活動していく」と話していたといい、改名して「ステルス復帰」を狙っていた可能性がありそうだ。だが、今回の逮捕で復帰は極めて困難になったといえるだろう。もし今後、榊容疑者がワークショップを開くと言い出しても、参加する女性がいるかどうかも疑問だ。
榊容疑者はかつて俳優としても活動しており、2012年にスーパー戦隊シリーズ『特命戦隊ゴーバスターズ』(テレビ朝日系)に司令官・黒木タケシ役で出演していた当時、書店で女子高生のスカートの中を盗撮していた男を取り押さえて「お手柄」と話題になった。もうその時の「正義の司令官」の姿はなく、このまま映画界から追放状態になる可能性が高そうだ。