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今日の難読漢字は

「溢美」

「荻花」

「需める」

の3問です!あなたは正しく読めますか?

難読漢字、1問目は「溢美」!

「溢美」の読み方をご存じですか?

「美」は「美しい」などで使う漢字ですが、「溢」はあまり見ない漢字ですね。

いったい何と読むのでしょうか?

「溢美」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○つび」の3文字
  2. 音読みです
  3. 「溢」は「横溢」という言葉と同じ読み方です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「溢美」の読み方、正解は・・・


正解は

「いつび」

です!

「溢」は訓読みだと「あふれる」「みちる」などと読む漢字で、「あふれる」「度をこす」などという意味があります。ヒントに書いた「横溢(おういつ)」は「(水や気力などが)あふれるほど盛んなこと」という意味になります。

「美」は「うつくしい」の他に「よい」「おいしい」「ほめる」などの意味があります。

「溢美」は「非常にうつくしい」「ほめすぎる」という意味があります。どちらも漢字の意味からは解釈することができますが、「溢美の言(いつびのげん)」という言葉は「ほめすぎの言葉」という意味なので、どちらかというと「ほめすぎる」という意味で使われることが多いです。

「溢美溢悪」

「溢美」を使った四字熟語に「溢美溢悪(いつびいつあく)」という言葉があります。

こちらは中国戦国時代の思想家「荘子」の著書に書かれている言葉で、前段で紹介した「溢美の言」と対になる「溢悪の言」からなっています。

人と人の間を取り持つ時、相手を好きである場合は過度に褒める言葉(溢美の言)が多く、相手を嫌っている場合は過度にけなす言葉(溢悪の言)が多くなるが、いずれも真実とは離れているため間に立つ者は気を付けなければならない、という意味になっています。

何事もやりすぎは良くないと肝に銘じつつ、「溢美」の読み方を是非覚えておいてくださいね。

難読漢字、2問目は「荻花」!

「荻花」の読み方をご存じですか?

「荻」という漢字は「萩」とよく似ていますがまったく違う漢字です。「桜」が「桜花」となると読み方が変わるように、「荻」と「荻花」も読み方が違います。

いったい何と読むのでしょうか?

「荻花」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○きか」の3文字
  2. 音読みです
  3. 「○っか」と読むこともあります(○は同じ文字)

以上の3つのヒントから考えてみてください。