日本人女性の約半数が、月10万円未満の年金でやりくりしていると言われています。

女性の2人に1人が90歳以上生きる時代、老後をわずかなお金で過ごすのを避けるために、年金額はできるだけ増やしておきたいですよね。

そこで、年金額を増やす方法について解説しています。

年金額の目安は?

将来受け取れる年金額は、働き方や収入によって異なります。

例えば、20歳で公務員の男性と結婚して専業主婦となり、60歳をむかえた場合、この女性が65歳以降受け取れる年金額は、年間79万5,000円です(令和5年度の場合)。

また、20歳から年収300万円で10年間、会社員として働き公務員の男性と結婚。専業主婦となり、60歳をむかえた場合の年金額は年間約97万円です。

このように結婚して専業主婦やパートで夫の扶養に入っている女性の年金額は、月にならすと10万円に満たないケースが多いのが現実です。

月10万円以上受け取るには?

公務員や会社員の妻である女性は、どのようにしたら年金額が月10万円以上になるのでしょうか?