おすすめ韓国映画⑱The Witch/魔女
特殊な施設で大きくなったジャユンは、8歳の時に施設を抜け出します。しかし彼女は記憶を失っており、助けてくれた酪農家の娘として暮らすことに決めます。そこで10年もの月日が流れたある日、ジャユンは頭に異変を感じ始めます。
手術費用を稼ぐため、また経済的に苦しい養父母のため、賞金獲得を目指して歌のオーディションを受けることにしたジャユン。しかし、テレビ番組でとあるマジックを披露したことにより、謎の男たちから追われることとなってしまうのでした。
おすすめ韓国映画⑲SEOBOK/ソボク
2021年に公開された映画「ソボク」です。古代中国の時代の人物、ソボクの伝説を元にしたSF作品です。ソボクは秦の始皇帝の時代、不老の霊薬を探し求めていたというストーリーが残されている人物です。
主人公ギホンを演じるコン・ユは、「新感染 ファイナル・エクスプレス」などに出演する韓流スターです。元情報局エージェントとして、ハードなアクションをこなしつつも、ソボクと出会ったことによって変化する内面を見事に演じ切っています。
対し、人類初のクローンであるソボクを演じるのは、青春スタートして一躍有名になったパク・ボゴムです。生まれて初めて実験室から出たことで外の世界を知ったソボクの天真爛漫な表情や、自分を狙う勢力への厳しい目つきまで、ありとあらゆるソボクの感情を演じます。
「建築学概論」を手がけたイ・ヨンジュが監督を務めるこの作品。死ぬことがないクローンと、死から逃れることのできない男の対比を鮮やかに描きます。
おすすめ韓国映画⑳幼い依頼人
2019年公開の映画、「幼い依頼人」です。職活動中の主人公ユン・ジョンヨプは、ロースクールを卒業してから様々な事務所に面接へ向かいますが、ことごとく落とされてしまいます。
それでも諦めず、大手事務所の集団面接に挑んでいたジョンヨプでしたが、その面接の場ではアメリカで起きた事件を題材にして質問が出されます。
その事件とは、女性が何度も刺されているところを38人もの人々が見ていたのにも関わらず、誰も助けず通報もしなかったというものでした。
面接で問われたのは、この時にいた目撃者たちは有罪なのか、無罪なのかという問いでした。その場で面接を受けていたものは全員有罪であると答えますが、ジョンヨプだけは無罪であると主張します。
自分の身を守るためなら仕方がない、という理由で無罪を主張したジョンヨプでしたが、面接には不合格になってしまいます。それからもしばらく就職先が決まらなかった彼は、姉に言われて児童福祉施設で持ち前の資格を生かし働くことに決めます。
ある日、母親に暴力を振るわれたと訴える少女が警察に連れられジョンヨプの働く施設へやってきました。少女には弟がいて、2人は父の再婚相手から暴力を受けているというのです。
ジョンヨプともう1人の職員が少女を連れて家を訪れますが、再婚相手の女性にうまくはぐらかされてしまいます。結果、家に帰って再度虐待を受けることになってしまった少女と弟。果たしてジョンヨプは彼女たちを救い出すことができるのでしょうか。
おすすめ韓国映画㉑チェイサー
実際に起きた事件を題材にした映画、「チェイサー」です。2003年から2004年にかけて起こった「ソウル20人連続殺人事件」をもとにしたサスペンスアクションで、実話ベースとは思えないほどのドラマ性があります。
デリヘル嬢が次々に行方不明になることを不審に思った元締めの元刑事は、捜査をする中で1人の男に行き着きます。男性は自分が犯した殺害を自白しますが、女は生きていると言います。
元刑事はその言葉を信じ彼女を探し続けるのですが…。この映画は大韓民国映画大賞など数々の賞に輝いており、ハリウッドではあのレオナルド・ディカプリオがリメイク権を得ています。
おすすめ韓国映画㉒悪人伝
ヤクザと刑事がタッグを組む「悪人伝」です。アクション映画から任侠映画まで、幅広いジャンルの映画で活躍を見せる人気は俳優マ・ドンソク。今作では彼の持ち味を生かしヤクザの組長を演じます。
ある日、ヤクザの組長チャン・ドンスは何者かによって突然襲われてしまいます。不意の攻撃に対し防御が間に合わず、重傷を負ってしまうチャン・ドンス。さらにその頃相次いで起こっていた数々の殺人事件も、同じ人物の仕業であるとチョン刑事は睨んでいました。
そこで、チャン刑事はヤクザのドンスと手を組むことに決めます。お互いに情報を流し合いながら、協力関係を結ぶ両者。ドンスは警察よりも先に犯人を捕まえることで、法に縛られず相手へ復讐することを心に誓っていました。
一方の警察も、ドンスの力を借りながらもヤクザよりも先に捕まえることを誓います。犯人の魔の手は、ドンスに笑顔を見せてくれた女子高生にまで及び、その日人道的な振る舞いはエスカレートしていきます。
果たしてヤクザと警察、どちらが先に犯人を捕まえることができるのか、そしてその先にはどのような結末が待ち受けているのでしょうか。
おすすめ韓国映画㉓母なる証明
2009年に公開された「母なる証明」です。監督を務めるのは、世界的に有名なポン・ジュノ。さらに、ウォンビンが兵役から復帰して第一作目に出演した作品でもあります。韓国で上映されるや否や、大ヒットを巻き起こしました。
舞台はある静かな田舎町。そこに住んでいた子供のように純粋な心を持つ青年のトジュンは、知的障害を抱えながらも懸命に生きていました。そんな息子のことを自分の全てであると感じていた母。漢方薬店で働きながら、2人仲睦まじく過ごしていました。
ある日、女子高校生が無惨な姿で発見される殺人事件が起き、容疑者としてトジュンが捕らえられてしまいます。息子は無実であると確信を持つ母は、真犯人を探すために奔走することに決めるのでした。
おすすめ韓国映画㉔復讐者に憐れみを
2002年に公開された映画「復讐者に憐れみを」です。主人公は先天性の聴覚障害を持つリュウ。重い病気を患う姉のことを看病し、支える日を送っていました。両親が亡くなった後、長らく自分の面倒を見てくれた姉への恩返しを込めて、腎臓を提供することを決意します。
しかし、検査をすると不適合という結果が出てしまいます。また、看病をするために欠勤が続いたことにより職場を解雇されることになってしまったリュウ。彼の身にはさらなる災難が降りかかり続けます。
おすすめ韓国映画㉕アジョシ
2010年に公開された「アジョシ」です。本格アクションでありながら社会問題を描いた作品でもあります。他人に心を開かなくなってしまった孤独な男と、彼を慕う少女。
ある日、少女は巨大組織に誘拐されてしまいます。自分を慕ってくれた少女を助けるために、男は果敢に組織へと立ち向かうのでしたが…。
俳優ウォンビンが初めてアクションに挑戦した作品でもあるので、その演技にも注目したい作品です。