暮らしの痕跡を消して生活感のない部屋に

みなさんは、どんなところに暮らしの痕跡を感じるでしょう。
テーブルの上に乱雑に置かれたリモコンであったり、コーヒーを飲んだ後のテーブルに付いた跡、さっきまでそこに誰かが座っていたかのように置かれたクッションなど、細かなひとつひとつの積み重ねが生活感を作り出すものです。

新居を建て、購入した家具を運び込んで設置しただけの状態のときはそれこそまだ生活感がありませんよね。
そこで細々した物を運び込んだとたん、一気に生活感で溢れます。

物の多さが生活感をより強調してしまうからですね。

新築ならば、全て壁面収納にしてしまうなど対策をとって生活感のない部屋を作れますが、そうでなければとにかく生活の痕跡を消していくことです。
最初に話したように、使ったらしまうの繰り返しです。
片付けも、まとめて片付けるのではなく、面倒でも都度片付けることを習慣化させましょう。
「あとで」とか「まとめて」は生活感のない部屋を目指すにはNG!

余計なものは見せないことで生活感のない部屋に

テーブルの上や机の上に出しっぱなしにしておく物はないでしょうか。
収納スペース、特に引き出しの整理をしてみましょう。引き出しの中こそ、長く使われていない物が山ほど入っているのではないでしょうか。

使うもの、使いやすいものだけを残しあとは捨ててスペースをあけること、引き出しという引き出し全てやれば、かなりの収納スペースが出来るはずです。

収納スペースに収まらなくなって来たら古いものを捨てていくだけです。
収納スペースに収まり切れない物は使い切れる物ではありません。
生活感のない部屋に、余計な物は不必要!インテリアもポイントとなる場所に数多く置かないようにすれば、すっきりとした印象になります。

一人暮らしだと気が緩み、何でも出しっぱなしにする傾向が女性でも見受けられますが、生活感のない部屋を維持していくには思った以上の努力が必要となるのです。

テーブルの上に物を置かないことで生活感の無い部屋に

テーブルの上に物を置かないために引き出しの活用を話しましたが、引き出しの収納便利グッズとして100均を利用する方も多いですよね。
100均にはなかなかおしゃれなグッズも多いので、安っぽく見えるプラスチック製のグッズは買わないようにし、木製であったりレトロ調なものを揃えたほうが安心ですね。

いくら見えない部分だからといって安っぽいものを多用していると、どうしても気が緩んでしまいます。
目隠しとなる場所に置くものであっても、インテリア同様にデザインにはこだわっていきたいですね。

おしゃれな部屋の作り方のなかに、収納スペースをいかに使いこなすかということも重要となってきます。
収納スペースを無駄なく使いこなせば、かなりの物をしまいこむことができます。

100均もいいですが、たまにホームセンターなどへ足を運んでみるのもいいでしょう。
また、SNSなどをフル活用すれば、思わぬ収納術がUPされていたりするものです。
女性は情報収集のアンテナが鋭いので、活用できるものは全て活用し、物を隠す新しい術を身につけていきたいですね。

生活感のない部屋は全体的に余白がある

物が多いほど生活感が増すということは、生活感のない部屋には空間が多いということに繋がります。
空間があればあるほど部屋は広く見えますし、物の無さが強調されていきます。

部屋が広く感じられることで、心に余裕とゆとりが生まれます。
それによって、その空間にいることに落ち着きを感じることができますよね。

現代は男性も女性も時間に追われる生活を強いられますが、せめて自宅にいる時はゆとりある空間で過ごしたいものです。