生活感のない部屋*収納家具の配置
部屋のスペースには限りがありますよね。でも、できるだけ広くおしゃれに見える部屋にしたい場合の作り方です。
大き目の家具は入り口付近に、小さい家具は部屋の奥に置くことがポイントとなります。
部屋に入った時の視覚で、奥行きのある部屋に見えるわけです。
家具の配置は、便利さが大事ですが、それだけにこだわってはおしゃれな部屋は作れません。
物が増えていけば、収納のための家具を買い足していくことになります。そうして物や収納家具が増えれば増えるぶんだけ、生活感が出てきてしまいます。
収納家具も出来るだけ買い足さなくても済むような生活、買い物をしていきましょう。
生活感のない部屋*部屋のテーマを決める
一人暮らしを始める場合が、最も生活感のない部屋の作り方として適していますよね。
女性の場合、ある程度どういう部屋にしたいとかイメージが出来上がっていることでしょう。
1から家具を揃える絶好のチャンスが一人暮らしです。
これだけは無ければ困るというものだけを持ち込み、一人暮らしを始める部屋のテーマを決めてみましょう。
雰囲気であったり、色調であったり、インテリアであったり、ある程度イメージを固めたほうが家具やインテリア選びに困ることはありません。
家具は出来るだけ少なめにし、その収納に収まりきるぶんだけの物で一人暮らしをスタートさせてみましょう。
無ければ困る物以外は、無ければ無いなりにどうにかなる物です。
暮らしに必要な物だけを買い揃え、あとは部屋のテーマに沿ったインテリアを置けばかなりおしゃれな部屋になるはず!
インテリアも部屋の色調を壊すような色味が入ったものは避け、部屋のカラーを邪魔しないものを選ぶことが大事です。
そのために妥協は厳禁!
妥協と安物買いには注意しなければいけませんね。
物を捨てれば生活感のない部屋に近付く
一人暮らしの予定もなく、突然思い立って生活感のない部屋を目指そうと思った場合は、とにかく物を捨てるに限ります。
似たような物は一つあれば充分、しばらく使っていないものは思い切って捨てる、とりあえず取っておいたようなものも一切捨てる、古くなったものは買い替えを考えて思い切って捨てる、とにかく捨てることです。
断捨離は思いきるまで時間がかかりますが、いざ捨て始めると、堰を切ったように思い切りがよくなるものです。
生活感のない部屋を本気で目指すか、曖昧なまま中途半端な部屋で我慢するか、どちらがいいか考えてみましょう。
実家暮らしだとしたなら、自分の部屋だけ生活感のない部屋を作り出すことは容易となりますよね。
一人暮らしと違い、家全体を見ると収納スペースはふんだんにあるはずです。
洋服など、季節ごとに入れ替えるようにして使わない洋服は手間でも納戸などにしまうようにすればいいですね。
壁紙も簡単に貼れるタイプのものがホームセンターで売られていますし、ポイントとなるレンガ調の壁紙もあります。
部屋のイメージを変え、まるで一人暮らしをしているような空間を作り上げてみませんか?
落ち着いたトーンのインテリアでまとめれば、女性らしいおしゃれな部屋が簡単に出来上がります。
物の少なさが生活感のない部屋の第一歩
今目の前にある物、目に付くものに何があるでしょう。
それは、必要でそこに置いてある物でしょうか。それとも単に片付けが面倒で置きっぱなしになっているものでしょうか。
そして、それはいつからそこにあるでしょうか。そこに置きっぱなしにして今まで困ることも無かったとしたら、本当にそれは必要な物なのでしょうか。
おしゃれな部屋の作り方の前提として物を減らすことを話してきましたが、まず自分にとって本当に必要な物かどうかの見極めが必要となります。
他人にとっては必要のないものでも自分にとっては必要な物があるように、その匙加減には個人差があります。
おしゃれな部屋にするためには、必要な物を「部屋に置いて浮かないデザインの物」に買い替える必要が出てくるかもしれません。
それが出来ない場合は、収納スペースに隠し見えなくすることです。
おしゃれな部屋の作り方は、「生活感のないおしゃれな部屋」ありきで考えていかなくてはいけません。