ドラマや映画、CMとあらゆるメディアに引っ張りだこの篠原涼子さん。自然体の飾らない演技が、多くの同世代女性からの共感を呼んでいます!今回は、篠原涼子さんの歴代出演ドラマをご紹介。懐かしい作品から記憶に新しい最新作まで、一挙総ざらいです!
篠原涼子のプロフィール
名前:篠原涼子(しのはら・りょうこ)
生年月日:1973年8月13日(2019年現在46歳)
血液型:B型
出身地:群馬県
身長:162cm
所属:ジャパン・ミュージック・エンタテインメント
篠原涼子さんは、1989年に芸能界デビューし、1990年には東京パフォーマンスドールに所属。当初はバラエティアイドルとして多数のお笑い番組にも出演し、体を張った活動で注目を集めました。
1994年には小室哲哉さんプロデュースで「愛しさと せつなさと 心強さと」で歌手デビューします。シングルは大ヒットし、ダブルミリオンを記録!1990年代後半からはドラマや映画といった女優の才能が爆発的に開花。
現在まで多くのドラマで主演を務め、同世代女性の憧れの存在として君臨してきました。シリアスからコメディまで、幅広い役柄を演じてきた篠原涼子さんのドラマ作品に、さっそく注目していきます!
最新出演作品は「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」で議員役!
最終学歴中卒資格なしの主人公が、理不尽な理由で解雇された事から世の中に反旗を翻すため、夫と共に市議会議員を目指す、社会派ドラマ。
主人公・佐藤智子役を篠原涼子さん、智子と共に無職になりながらも共に奮闘する夫・公平役を田中圭さんが演じました!汚職まみれでもふんぞり返る憎き政治家や、世の中の理不尽さと真正面から向き合う智子の姿は、なんとも痛快。
月9枠としては珍しい政治色豊かなドラマでした。共演者には高橋一生さん、古田新太さん、前田敦子さん、千葉雄大さんという豪華面子も大きな話題となりました!
出演ドラマ一覧【主演】
篠原涼子さんがこれまで主演を務めてきたドラマは、軒並み高視聴率やブームとなった話題作が目白押し!多彩な演技が光る、バラエティ豊かな作品を一挙ご紹介していきます。
居酒屋ふじ - 11話(2017年)
主役となる悩める売れない俳優・西尾栄一を演じたのは、永山絢斗さん。偶然足を踏み入れた居酒屋で、常連客であり本人役のキャストたちと笑いあり涙ありの人間模様を描いた本作品。
篠原涼子さんは、居酒屋の常連客として本人役を熱演。西尾と大森さんを交えた居酒屋での一幕では、大ヒット主演ドラマ「アンフェア」を思わせる小ネタも登場!本人役だからこその、レアなシーンでした。
愛を乞うひと(2017年)
かつて映画化もされた、下田治美原作の同名小説の初ドラマ作品の単発ドラマ版です。幼い頃に虐待を受けたことで、母親を酷く憎んできた主人公・山岡昭恵が、唯一愛してくれた父の遺骨探しをするとともに自身の幼少期を振り返っていくストーリーです。
篠原涼子さんは、主人公・昭恵と、母・陳豊子の一人二役を演じました。重いテーマですが、一人二役には非常にやりがいを感じた自信作であるとコメントしています。
オトナ女子(2015年)
仕事はできるものの、恋愛には不器用なオトナ女子が、恋に奮闘するストーリーです。
"仕事がデキるイイ女"を演じたら天下一品の篠原涼子さん演じる、主人公の中原亜紀が翻弄されるのは、元彼役のヒモメン・斉藤工さんや亜紀と衝突する脚本家役を務めた江口洋介さん演じる高山文夫といったイケメンたち。亜紀の恋の行方は、毎週ドキドキの展開でした!
劇中での亜紀のファッションも、同世代女子から大注目。このあと、詳しくご紹介します!
ラストシンデレラ(2013年)
篠原涼子さんが、美容師としての腕前はピカイチでも10年間彼氏のいないアラサー女子・遠山桜を演じ、軒並み高視聴率を記録した大人気作品!
桜と恋を繰り広げるのは、藤木直人さん演じる桜の同期男子・立花凛太郎と三浦春馬さん演じる誘惑の年下男子・佐伯広斗。ドラマで話題となったのは、ほぼ毎話登場する超刺激的で濃厚なラブシーン!YouTube公式チャンネルには、ラブシーンを集めた動画も人気を集めました。
当時、本作品の影響で、桜のような女性を指す"おやじ女子"という言葉も流行するほどのブームを博しました!
東野圭吾ミステリーズ「二十年目の約束」(2012年)
東野圭吾さんの短篇ミステリー小説のオムニバスドラマ。作品ごとに豪華女優陣が主演を務めました。篠原涼子さんが演じたのは、「二十年目の約束」の主演・山岡亜沙子役。
田辺誠一さん演じる村上と恋愛関係にあった亜沙子に子宮筋腫が発覚。村上に病気を言えないでいた亜沙子でしたが、なんと村上から子供持つつもりはないという衝撃の発言。
村上に不信感を抱いた亜沙子は、ある日村上が何者かと子供の話をしている姿をみてしまいます。どうやら、一連の出来事には二十年前のとある事件が絡んでいると発覚。迎えた結末は、なんとも切ないく、号泣必須でした。
黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-(2010年)
篠原涼子さん演じる会計検査院の型破りな元女詐欺師・堤芯子が、詐欺師の経験を活かして国民の税金をほしいままにする公務員の悪事を暴いていく、痛快ストーリー。
共演者には「ハケンの品格」で共演した大泉洋さん。「ハケンの品格」でも篠原涼子さんとぶつかり合う間柄を演じましたが、本作品では過去に芯子から結婚詐欺に遭わされるというとんでもない設定でした。
月の恋人〜Moon Lovers〜(2010年)
主演の木村拓哉さんが、インテリアメーカー「レゴリス」の若社長・葉月蓮介を演じた月9の王道ラブストーリー。篠原涼子さんは、古くから葉月を知る盟友のインテリアデザイナーの二宮真絵美役。
葉月を巡る女性関係には、葉月との関係が急接近する中国人女性・リュウ・シュウメイを演じたリン・チーリンさんや、葉月を憧れの人として慕う大貫柚月役を演じた北川景子さんと、文句なしの主役級美女が勢ぞろい!
アネゴ的存在でありながら、シュウメイと葉月の距離が近くなるにつれ、複雑に揺れる真絵美の恋心が切ない作品でした。
働くゴン!(2009年)
篠原涼子さんの産休後復帰作。泣かせる取材に定評がある報道記者・権俵よし子を演じた、篠原涼子さん。仕事に没頭しすぎた挙句、旦那に別れを告げられたよし子が、シングルマザーになり改めて家族と向き合い、仕事と家庭の両立に奮闘するストーリーです。
そうした矢先、男児行方不明事件を取材する事となり、ストーリーはシリアスな展開に転がっていきます。しかし、プライベートでも子供を持った篠原涼子さんだからこそ、権俵家の子供たちとのシーンはとってもほのぼのでした!
ハケンの品格(2007年)
篠原涼子さんが特Aランクの最強派遣社員・大前春子役を演じた大人気作品。絶対的なポリシーを持ち、とにかくクセの強い性格の春子ですが、劇中には名言が炸裂。当時の悩める働く女子の代弁者として共感を呼びました。詳しくはのちほどご紹介します!
花嫁は厄年ッ!(2006年)
ニュース番組のレギュラーを持つ女子アナ・竹富明子が、厄年により番組を突如降板させられバラエティ担当になった挙句、実家が桃農家の元彼のニセ嫁として潜入取材する羽目になるストーリー。
篠原涼子さんが明子役を演じ、相手役の元彼役にはナインティナインの矢部浩之さんという異色キャスティングも当時話題となりました!
マキアージュドラマスペシャル ウーマンズ・アイランド〜彼女たちの選択〜(2006年)
当時、資生堂の化粧品ブランド「マキアージュ」のイメージモデルを務めていた、篠原涼子さん・栗山千明さん・蛯原友里さんといった美女たちの豪華共演作。
篠原涼子さんは、投げやりで提案した美人特集が採用されてしまった、フリーペーパーの編集者・祐季役。仕事に追われる祐季は、美人に対し劣等感を感じていた為、気乗りせず。
しかし、蛯原友里さん演じる花屋店員や井川遥さん演じる広告代理店社員と出会い、祐季の心境に変化が生じはじめます。
アンフェアシリーズ(2006年、2011年、2015年)
バツイチ子持ちながら、検挙率ナンバーワンという優秀な女刑事・雪平夏実が残酷な運命と立ち向かいながら事件を解決していくストーリー。放送当初から人気を博し、スペシャルドラマ、映画といったシリーズ化もされた篠原涼子さんの代表作です。
男社会の中でも、男勝りな雪平の姿はデキるイイ女そのもの。2006年での連ドラでは、瑛太さん演じる安藤とのバディも大好評。シリーズが進むにつれ、雪平の悲しい過去も暴かれ、注目はとどまる事を知りませんでした。
anego(2005年)
篠原涼子さん演じる、キャリアウーマンな上に周囲からの信頼も厚い"アネゴ"こと野田奈央子が、30代という節目に恋に仕事に振り回されるストーリー。
ドラマティックな展開や働く女性の共感を呼ぶリアリティな描写は、放送当初から話題沸騰でした!特に、奈央子が赤西仁さん演じる年下男子・黒沢明彦に翻弄されるシーンには、こちらもドキドキ!
笑いあり、涙ありの等身大の30代女性を演じた姿は、大好評を呼びました。
ウーマンズ・ビート ドラマスペシャル溺れる人(2005年)
藤崎麻里の実体験に基づいた同名小説の実写化。当時、女性の間でも深刻な問題となっていた現代病・アルコール依存症と戦う主婦を描いた問題作です。
篠原涼子さんは、主人公であるアルコール依存症の主婦・水沢麻里役。麻里を病から断ち切るために共に戦う夫役を、西嶋秀俊さんが好演しました。
マザー&ラヴァー(2004年)
坂口憲二さん演じる、マザコン男・岡崎真吾が篠原涼子さん演じるOL・杉浦瞳と恋に落ち、母か恋人かと葛藤するラブコメ作品。
ここでも篠原涼子さんは、仕事はできるも恋には臆病な役どころ。後に板に付くキャラクターの始まりとも言える作品です。
光とともに…〜自閉症児を抱えて〜(2004年)
戸部けい子原作の同名漫画実写化であり、篠原涼子さんの、連続ドラマ初主演作品。主人公・東幸子が自閉症児である息子から、何気ない日々の美しさと家族の絆を再確認し、共に成長していくストーリー。
自閉症児に対する支援体制の脆さや、家族で支えていく過酷さも克明に描かれ、大反響。幸子を演じた篠原涼子さんの演技は当時高く評価され、テレビ誌では作品賞や主演女優賞も受賞しました。
アットホーム・ダッド(2004年)
阿部寛さん演じる、仕事一筋の古風な男・山村が念願のマイホームを手に入れた矢先にリストラされ、再就職まで専業主夫として家庭を支える事に奮起するホームドラマ。
篠原涼子さんは、山村を支えるよき妻・山村美紀役。夫の変わりに突如自分が働くことになるも、真摯に取り組み夫を支える役柄でした。夫婦のよさ、家族の大切さが身にしみるハートフルな作品です。
美顔器の唄(2003年)
「愚痴」をテーマに、主人公一人が延々と愚痴を零すというオムニバス形式の異色ドラマ。篠原涼子さんは、第2話の「美顔器の唄」を担当しました。
その他、第1話「私はモデル」には松下由樹さん、第3話「出てった女」にはビートたけしさん、第4話「夜勤のおしゃべり」には岸本加世子さんが主演を担当。
ぼくの魔法使い(2003年)
伊藤英明さんが、結婚3年目にして妻とラブラブ、海外赴任で離れ離れになることを嫌がり突如会社を辞めてしまう男・町田道男を演じた本作品。なんと、道男の妻を演じた篠原涼子さんは、道男がピンチになるとおっさんの姿に変身するというエキセントリックな役柄。
おっさんの姿は古田新太さんが演じ、愛妻とおっさんに翻弄される主人公という異色ラブコメでした。官藤官九郎さん脚本作品です。
恋の手裏剣(1999年)
篠原涼子さん演じる、市役所職員・愛香はひょんなことから忍者屋敷のからくり担当に任命。しかし、旅行中に出会った大浦龍宇一さん演じる耕司には、銀行員だと嘘をついてしまいます。嘘から始まる恋の行方が気になるラブストーリーでした。単発作品です。