名前は伏せられていたものの、昨年結婚して3カ月でスピード離婚した人はそうおらず、どうしても羽生が思い浮かぶ。当然、メドベージェワもそれは分かっているはずで、ネット上では「羽生くんと本当に付き合ってたんだ」と驚きの声が多数上がった。羽生は2018年にメドベージェワとの「親密関係」を報じた記事に対して、「変な報道がありましたけど……びっくりしました。羽生結弦って知らない世界の人もいるんだなと思いました」と完全否定していたが、この言葉の信憑性が怪しくなったともいえそうだ。

 また、ロシアメディアの報道によると、メドベージェワは別のYouTube動画で「名前は言えない」という思い出深い初恋相手との別れのエピソードを披露しており、相手から突然「ありがとう、君は僕にもう必要ない。君がいなくても僕の人生は全て上手くいっている。さようなら」と心ない言葉を告げられたと明かした。16歳から18歳ごろに交際していた相手のようで、そうなると羽生との親密関係が噂された時期とも重なる。メドベージェワは大きなショックを受けたそうだが、もしこれが羽生のことであれば、先述の「離婚を知って『ははは』と笑った」という告白も合点がいくように思える。

 いずれも羽生を名指ししているわけではないのであくまで推測の範疇だが、こうした発言や報道が飛び出すこと自体、かつての私生活や素顔が謎めいていた羽生なら考えられなかったことだ。