カードローンは、気軽に借り入れできるのが魅力ですが、気を付けて利用しなければ借金額が膨らんでしまう危険性があります。

本記事では、カードローンで借金地獄に陥ってしまう人の特徴について元銀行員の筆者が解説します。

①気軽に使ってしまう

カードローンは、無担保・無保証で借り入れができ、限度額の範囲であれば気軽に何度でも繰り返し借り入れできます。

また、資金使途を金融機関に伝える必要もありません。消費者金融の中には、職場への電話による在籍確認を要しない商品もあり、利用のハードルが低くなっています。

その結果、借金をする意識が薄れ、気軽に使ってしまう人もいるでしょう。借り入れを繰り返すうちに、借金額が膨らみ、いつの間にか返済が苦しくなってしまうケースも多いようです。

②返済計画を立てていない

カードローンで借り入れしたら、基本的には毎月返済が発生します。そのため、月々の収入から返済に充てる金額を差し引いて生活しなくてはいけません。

しかし、きちんと返済計画を立てず、返済額を残せない人もいます。返済ができなくなると、返済のために別会社のカードローンで借り入れを考える人も…。これがいわゆる「多重債務」です。