MCの千鳥も参加したことがないという慰問ライブだが、この企画の審査員に指名されたのはドランクドラゴンの2人。所属するプロダクション人力舎が定期的に慰問ライブを行っており、「3回か4回」(塚地武雅)慰問ライブに参加した経験があるという。ドランクの2人が、その知られざる慰問ライブの様子を明かしている。

 会場の雰囲気はやはり厳粛なもので、刑期によってはドランクを知らない受刑者も少なくなかったという。ドランクを全国区にした『はねるのトびら』(フジテレビ系)がゴールデンに進出したのが05年だが、「半分以上は知られてない人ら」(塚地)だったという。

 そんなドランクだけに、ネタが慰問でウケるかどうかは、やはり「わかる」という。この企画に参加した芸人は、カミナリ、東京ホテイソン、見取り図、野田ちゃんの4組。いずれも慰問の経験はないメンバーである。

 1組目のカミナリは新ネタでスタジオを沸かせたが、塚地と鈴木拓の得点はそろって「0点」。ネタの中に含まれていた「脱走」「脱獄」というワードが、慰問ライブでは絶対NGなのだそうだ。