そんな中、令和ロマンの2人がタカトシを「目標」と語るシーンがあった。

『M-1』直後のインタビューで、「関東芸人初のNGK大看板を目指したい」と語っていた令和ロマン。東京吉本の所属でありながら頻繁に関西の舞台にも出演し、NGKでトリを取ることも少なくないタカトシを「バカ面白い」(高比良くるま)と言い、「タカトシさんになりたいかもなー」(松井ケムリ)と語っていることが紹介された。

 スタジオでも、くるまは「ルミネとかNGKでタカトシさんのネタが一番好きなんですよ」と語る。タカトシのネタが「寄席っぽくない」「超お笑いですよ」と現在でも挑戦的なネタを作り続けていることを評価し、タカトシの2人を喜ばせた。

 タカアンドトシというコンビのネタをテレビで見ることは、最近ではほとんどなくなっている。

 2000年代前半に『爆笑オンエアバトル』(NHK総合)で名を売り、『M-1』には04年にラストイヤーで出場。同期のアンタッチャブルに優勝を譲ったものの、翌年には「欧米か!」のフレーズが大ブレークし、その後は数多くのゴールデン番組でMCを務める国民的タレントとなった。