しかし、以降の動画は2万~8万回程度と再生数が伸びず、人気お笑いコンビ・ニューヨークとコラボした2本の動画ですら再生数が約4万回と約2.5万回という低調ぶりだ。
それ以上に深刻なのがチャンネル登録者数の少なさで、開設から約1カ月が経った現在も登録者数2.8万人という厳しい状態だ。また、河合は昨年10月に個人のInstagramアカウントを開設したが、現在のフォロワー数は約11万人で、そちらも河合の知名度や露出度の高さを考えると物足りない数字となっている。正直なところ、旧ジャニーズ系タレントでここまで「不発」状態となっているケースはほかに類がないだろう。
苦戦の背景には、河合の立ち位置の問題がある。テレビにおける河合は、番組の中心になるというよりも、サブ的なポジションで気の利いたコメントや旧ジャニーズネタを繰り出して盛り上げるタイプ。そのため、何となくテレビで彼を見ているというレベルの視聴者だと、YouTubeチャンネルを始めたからといって、わざわざ視聴しようとは考えないのではないかと推察される。
となると、A.B.C-Z時代からの熱心なファンがYouTubeやSNSでのメインターゲットになるだろうが、河合が「40歳までに冠番組を持つ」「MCとしてのポジションを確立する」という目標のためにグループを卒業したことには賛否あり、ファン全員が河合のソロ転向を歓迎しているわけではない。その結果がチャンネル登録者数や動画の再生数に現れているのではないかと指摘されている。
【こちらの記事も読まれています】