電気は日常生活で欠かせないものですができるだけ毎月の出費は少なく抑えたいですよね。家電製品の省エネ効果を正しく知っていれば毎日の生活のなかで無理なく電気代が減らせるため、お財布にも優しいだけでなくとってもエコ!そこで今回は、電気代の節約につながる家電の省エネ方法をご紹介します。
エアコンの省エネ術「冬も扇風機やサーキュレーターを併用すると◎」
夏は冷房、冬は暖房として活躍するエアコンは、消費電力の大きい家電製品の代表格です。エアコンの電力消費量は、冷蔵庫や照明器具、テレビに次いで高いものとなっており、省エネ術を知っていれば節電の効果が大きいと言えるでしょう。
そこでさっそくエアコンの省エネ術をご紹介。エアコンは、扇風機やサーキュレーターを併用して部屋の空気を循環させると効率よく室内を冷やしたり暖めたりすることができます。風が体にあたると涼しく感じる扇風機は夏のイメージですが冬も暖かい空気を部屋に循環させてくれます。扇風機やサーキュレーターがあると1年を通して快適に過ごせるでしょう。
またカーテンをうまく使うとエアコンの省エネ効果が高まります。例えば暑い夏はレースのカーテンで日差しをカット、寒い冬は床まで届くような長くて厚手のカーテンを使用することで外からの寒気をシャットダウンすることが可能です。これだけでもエアコンの設定温度が夏は高く、冬は低くて済むので節電になりますよ!
パソコンの省エネ術「90分以上使わないならシャットダウンを」
リモートワークやオンライン授業など、自宅でパソコンを使う機会が増えた人も多いのではないでしょうか。昼食休憩や仕事や勉強の合間に気分転換に散歩へ出かけるときなど、90分以上パソコンを使わない場合はスリープではなくシャットダウン(電源オフ)しましょう。
日本マイクロソフトの調査によると、中断時間が90分以上の場合シャットダウンしたほうが消費電力量が低いことが分かっています。
シャットダウンすると待機電力は低くなりますが、ただ「シャットダウンをするとき」と「再起動させるとき」の電力は高くなります。パソコンには、必要最低限の電力で休止するスリープがついており、このときの待機電力はシャットダウンよりも高くなります。
しかし「スリープするとき」と「スリープから復帰するとき」の電力は低くなります。シャットダウンとスリープの分岐点となる目安の時間が90分なのです。そのためパソコンを90分以内に再度使うときは「スリープ」、それ以上使わないときは「シャットダウン」することで省エネになります。
テレビの省エネ術「こまめなオンオフが効果大!画面掃除も忘れずに」
最近のテレビはLEDバックライトが使用されていて省エネ効果の高いものが増えています。しかし家庭における電力消費量の大きい家電製品であるため節電を心がけたいものです。省エネのためには、シンプルですがこまめな電源のオフが効果大です!できるだけつけっぱなしにせず、テレビの前を離れるときは電源を切るようにしましょう。
テレビ画面は、静電気でほこりを寄せ付けやすくなっていて汚れがたまると画面が暗く感じることがあります。しかし画面の明るさを上げるとその分消費電力が大きくなるため、「画面が暗い」と思ったら明るさ調整の前に画面掃除を行いましょう。目安は1週間に1度です。