余計なものをもたない、ミニマリストのライフスタイルが注目されています。質素さや節約面が注目されがちですが、「私はミニマリストですが、ブランド品も好きで持ちます」と語るのは、ミニマリストでブロガーのponpocoさん。

 ここでは、ponpocoさんの著書『200着の服を8割減らしたらおしゃれがずっと楽しくなった』より、ブランド品との付き合い方についての文章を抜粋して紹介します。

◆ミニマリストはブランド品を持ったらダメ?

『200着の服を8割減らしたらおしゃれがずっと楽しくなった』
※写真はイメージです(以下、同じ)
 ブランド品や高級品は見栄の象徴のように扱われることがあり、私はそういった風潮を残念に思っています。プチプラも大好きですが、ブランド品には高いなりの価値があると考えているからです。

 確かに価格と品質が釣り合っていないと感じるモノもありますし、実際に他人への見栄で購入している人や、ブランドに心酔している人もいるかもしれません。

 昔の私がまさにそうで、「一流ブランドだから」「名品と評判だから」という理由でブランド品を選んでいました。もちろんモノ自体にも魅力を感じていましたが、購入した動機の半分以上はネームバリューや他人からの評価だったのです。

 当時はまだ自分軸がしっかりしておらず、ブランド品を持っている自分に価値を見いだしていたのだと思います。どんなに素晴らしいモノでも、自分やライフスタイルに合っていなければ意味がないのに。