◆夫の耳毛に思わず「おじいちゃん?」

「私は根っからの“おじさん好き女子”、奥森さんぐらいの頃には20歳年上の男性と付き合っていましたね。なのでこのニュースには、ひそかに親近感を覚えました(笑)」

 そう打ち明けるのは、石岡麻衣さん(31歳・デザイン会社勤務・仮名)です。

 今から7年前、麻衣さんが当時24歳のとき、飲食店のアルバイト先で知り合った21歳年上の夫(当時45歳)と意気投合、3か月でゴールインしました。現在は、4歳になる息子さんの育児と家事、そして仕事と大忙しな毎日を送っています。

「私が結婚したときも、外野からは『話は合うの?』『将来は介護しないといけないんじゃない?』なんて声も聞こえてきましたね。けれど夫は映像関係の仕事をしているせいか、実年齢よりも感覚が若いタイプ。さらに大衆酒場や町中華の飲み歩きといった趣味も同じだったため、年齢差を感じることはありませんでした」

 しかし結婚7年目になる今や、ふと「年齢の壁」を感じることも……。

「特に夫が50代になってからというもの、体力面や外見面の変化が顕著ですね。私は、一日の終わりに晩酌をしたいのに、『今日は朝から撮影だったから』と夫はバタンキュー。白髪や頭頂部の薄毛も進んできたような気も……。

 またつい先日、ふたりでカウンターに横並びで座っているとき、夫の耳毛を発見してしまって。これには、ちょっとした『おじいちゃん感』もありました(苦笑)。もちろんこれで夫への気持ちが変化するわけではありませんが、勢いで結婚したとはいえ、こういった変化は想像しておくべきでしたね」