契約社員が期間満了・満了退職の場合の退職届の書き方
契約社員の期間満了時の退職届・テンプレート
株式会社〇〇
代表取締役
〇〇 〇〇殿
平成△△年△△月△△日
■■ ■■(退職する人の氏名)印
雇用契約終了届
以下のとおり雇用契約を終了させていただきますことを、ここにお届けいたします 。
記
1.契約終了日
平成〇〇年〇〇月〇〇日
2.契約解除理由
(期間満了・満了退職のため、など)
(会社都合の場合は、その旨もしっかり書き入れましょう)
3.退社後の連絡先
住所 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
電話 090--
以 上
退職届が必要ではない場合も!?
退社することが決まったら、退社届を書きましょう。
しかし、期間満了・満了退職の場合は退職届が不要である場合もあります。
人事に確認をして、必要である場合にのみ早急に準備をしましょう。
会社都合である場合は、求められなくても書いておいた方が良さそうです。
①会社名
②代表の役職名
代表取締役や社長、代表取締役社長、などがあります
③代表の氏名 + 殿
④右寄せで提出する日
⑤右寄せであなたの名前 + 押印
⑥中央に「雇用契約終了届」または「雇用契約終了願」と記入する
⑦以下、上記のように記入する
⑧すべて書き終えたら、右寄せで「以上」を記入する
書き終わったら「雇用契約終了届」と書いた封筒に入れて上司に渡しましょう。
これが退職届になります。
契約社員が期間満了・満了退職の場合の退職金
会社の退職金規定によります。
退職金は無くても期間満了・満了退職の場合は退職金の代わりがあるかもしれません。
会社によっては期間満了・満了退職の場合は満了手当がある会社もあるようです。
契約社員の退職に関する規定を読んでおこう!
今一度、退職金規定がないかを確認してみてください。
もし、無い場合は退職に関する規定を読みなおすか、人事に直接聞いてみましょう。
聞きづらい場合は、先輩に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
契約社員が期間満了・満了退職の場合の失業保険は?
失業保険の受給の条件を満たしていれば受ける事ができます。
失業保険の受給条件は、離職前の1年間のうち雇用保険の被保険者であった期間が6ヶ月以上あることです。
先ほどと同様に、仕事をしていた期間ではなく、「被保険者であった期間」であるところに注意が必要です。
これは、1つの会社で6ヶ月である必要はありません。
今の会社の前の会社を合わせて1年間のうちに6ヶ月被保険者であれば大丈夫です。
また、自己都合の退職と会社都合の退職では、もらえる金額が変わってきます。
離職理由は退職届に書いた理由が反映されますので、退職届に書く理由は大切です。
その退職はもしかしたら会社都合かも?
期間満了・満了退職の場合、退職理由を「自己都合」だと勘違いをする人がいます。
しかし、会社の方から更新はしない、「雇い止め」を言われた場合は明らかに会社都合です。
下のフローチャートを参考に自己都合か会社都合かどちらになるのか確認してみてくださいね。
「特定理由離職者」になっていませんか?
その場合は期間満了・満了退職でも会社都合で失業保険が受給できます。
ハローワークでも確認してみましょう。
忘れないで!契約社員でも有給休暇がある!
契約社員も有給休暇を楽しもう!
失業保険よりも忘れてしまうのが、有給休暇の存在です。
契約社員には有給休暇がないと思っている人もいますよね。
でも労働基準法第39条で契約社員にも有給休暇は与えなくてはいけないことになっています。
会社規定を見直してみてくださいね。
今、あなたにどれだけの有給休暇が残っているかを確認しましょう。
有給休暇はあなたの権利です。
有給休暇を消化してから退職してくださいね。