さらに東京では、22日の1日目に09年の『R-1』王者・中山功太をはじめとして、ファイナル進出経験のあるTAIGA、キャプテン渡辺、ミヤシタガク、金の国 渡部おにぎり、小森園ひろしが敗退。『R-1』では過去に準決勝進出経験のある芸人には1回戦シードが与えられるため、これだけのメンバーが初戦で姿を消したことになる。

 23日には、同じくファイナル経験のある高田ぽる子、すゑひろがりず南條、守谷日和、パーパーほしのディスコ、レイザーラモンRGが2回戦で敗退。24日にはロビンフットのおぐも敗退している。

 2回戦にして、過去のファイナリストが大量に敗退している今回の『R-1グランプリ』。芸歴制限の撤廃は、『R-1』予選を非常に厳しい戦いに変えたようだ。

 一方で、この制限撤廃によって再びエントリーしている芸人の中でも、注目のメンツが準々決勝に進んでいる。

 一昨年の『M-1』で「R-1には夢がない」と断言し、物議をかもしたウエストランド井口。その発言とは裏腹に芸歴に制限がかかるまでは積極的に『R-1』に参戦しており、過去に準決勝進出の経験がある。