・雇用保険被保険者離職票-1と雇用保険被保険者離職票-2 ・マイナンバーカード ・写真1枚(最近の写真で、正面上半身、縦3.0cm×横2.4cm) ・本人名義の預金通帳やキャッシュカード

【受給手続きの流れ】

  1. 離職した事業所に離職票の発行を依頼
  2. 上記で紹介した必要書類を持参してハローワークで手続き
  3. 待機期間経過後、指定する日にハローワークを訪問し失業認定を受ける (自己都合で離職した場合、認定は待機満了の翌日からさらに2ヶ月経過後)
  4. 概ね1週間後、普通預金口座に給付金の振り込み

■高年齢求職者給付金で老後も安心!

老後は公的年金だけでは生活をまかなえず、貯蓄を取り崩すことになるかもしれません。人によっては、貯蓄が減らないよう、老後も引き続き働く可能性は十分考えられます。

高齢の人が何らかの事情で離職したとしても、現役世代の失業保険に代わる制度があることを知っておけば、次の仕事を見つけるまでのお金の不安が少しは軽減されるのではないでしょうか。

文・金子賢司(ファイナンシャル・プランナー) 立教大学法学部卒業後、東証一部上場企業に入社。その後、保険業界に転身し、FPとして活動を開始。個人・法人のお金に関する相談を受けながら、北海道のテレビ番組のコメンテーターとしても活躍中。