上司や目上の人へのねぎらいの言葉
続いて、上司や目上の人へのねぎらいの言葉をご紹介します。一番気を遣う上に、良い関係を築きたいですよね。「ご苦労様です。」がNGなら、いったい何と声をかければ良いのでしょうか?
感謝の気持ちを示すねぎらいの言葉
きっとほとんどの方が、上司に対する感謝の気持ちはありますよね。「○○さんのおかげです。ありがとうございます。」「助かりました。」などの感謝を示す労いの言葉は積極的に伝えましょう!
部下に感謝されてる・頼りにされているとわかるととても嬉しいものですよ。
苦労を労るねぎらいの言葉
上司の苦労を労うのは「お疲れ様です。」という言葉が最も一般的ですね!もちろんそれだけでもOKですが、大きな仕事を終えた時などに「お疲れになったのではありませんか。」「無理なさらないでくださいね。」など調子を気にかける言葉を添えるとなお良いです。
疲れている時にあまりアピールをしすぎるとよくありませんので、このシーンでは一言声をかける程度が良いかもしれませんね。会話が進んだら、上記の「感謝の気持ちを示すねぎらいの言葉」も伝えると喜ばれますよ。
協力姿勢を見せるねぎらいの言葉
上司の仕事が大変そうな時やトラブルに巻き込まれている時に、協力姿勢を見せる言葉も大切です!このシーンで言葉をかける事によって、あなたの評価に繋がる場合もあるかもしれません。
協力する立場であっても「微力ながら、尽力致します。」「なにかできることがございましたらお申し付けください。」など、へりくだった言葉がベストです。
「お力添えいたします。」「ご尽力いたします。」の「お力添え」「ご尽力」は、協力をお願いする時に使う言葉ですので間違った使い方です。注意しましょう!
同僚へのねぎらいの言葉
時にライバル、時に支え合う仲間として大切な存在・同僚にかけるねぎらいの言葉を紹介します!フレンドリーに接する関係やあまり話をしない関係など、その関係性は人によって様々だと思います。
しかし、労いの言葉をかけて嫌な気持ちになる人はいないはずです。普段あまり関わりのない同僚にも、一言かけてあげてみてください◎
日頃の感謝を込めたねぎらいの言葉
「いつも助かっています。」などの言葉で日頃の感謝を伝えましょう!「○○さんのここを見習いたいです。」など、具体的に感謝した部分を褒めるのも良いですね。
部下や上司と違って、気持ちを共有しやすい関係でもあります。共感したり感謝を伝えたりして良い関係を築きましょう♪
身体や健康面を気にするねぎらいの言葉
同僚が頑張りすぎているのが気になる時ってありますよね。「無理しないでくださいね。」「ご自愛くださいね。」などの言葉をかけて、心配を伝えましょう!
お互い気にかけ合う関係が職場にいれば、仕事のストレスも軽減されるはず。
忙しさに追われている時のねぎらいの言葉
仕事の大変さがわかるのも同僚ならではです。「お疲れ様です。」と一声かけたり、「すごいですね。」などと褒めて、やる気を引き出してあげちゃいましょう!
また、仕事を代わる事はできなくても、「大変ですね、出来る事があれば声をかけてくださいね。」などの言葉をかけて協力姿勢を見せる事で、今後逆に助けてもらえる事もあるかもしれません。
取引先へのねぎらいの言葉
取引先のかたとの関係にも気を使いますよね。特にお世話になっている取引先や、良くしてもらっている取引先の担当さんには感謝の気持ちを伝えつつ、良い印象を与えたいものです。
そんな取引先の人へのねぎらいの言葉を、直接会う時・メールでの2種類のシーンでご紹介します!
直接会う時のねぎらいの言葉
「いつもありがとうございます。」という言葉は使っていますか?「いつも」という言葉をくっつけるだけで、かなり印象が変わります。毎回じゃなくても、思い出した時は「いつも」をつけてねぎらいましょう。
また、「先日はお疲れ様でした。」と以前の話を出したり、「さすが○○さんです。」と本人を褒める言葉も良いですね!他の人より丁寧な言葉を使って印象付けましょう♪
メールでのねぎらいの言葉
「いつもお世話になっております。」と、メールでも「いつも」を使うのはおすすめです。コピー&ペーストの定型文のような「お世話になっております。」とは違って、気持ちがこもるメールになりますよ!
「足元の悪い中ありがとうございました。」と、わざわざ来てくださった事への感謝やその時の状況を詫びる言葉を添えるのも、ストレートに感謝が伝わります。