来月3日に放送される『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)のチェアマンを、バカリズムが代理で担当するという。今回で29回目となる同番組は、1990年代前半に放送されていた『ダウンタウン汁』(TBS系)の系譜を継ぐ「フリップ大喜利」に特化した番組だ。

 テレビでのバラエティはもちろん、毎年のように単独ライブを開催しているバカリズム。17年度には『架空OL日記』(読売テレビ)で「向田邦子賞」を受賞し、昨年の『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)では日本国内のみならず、カンヌで開催された『MIPCOM2023』の『Content Innovation Awards』で受賞するなど脚本家としての活躍も目覚ましい。

 そんなバカリズムだが、『IPPON』では無類の強さを発揮している。過去28回中27回に出場し、6回の優勝を誇る圧倒的な実力者であり、松本人志の代役としては申し分ない人選だろう。