鹿児島県民にとっては標準語とも言える鹿児島弁。ですが、他県民が聞くと何を言っているのか分からない!?そんな鹿児島弁を集めました!鹿児島県民はもちろん、鹿児島県に引っ越す予定がある方や鹿児島旅行の予定がある方など、みなさま必見。この記事を読めば、鹿児島弁マスターになれるかも!?
みなさま、こんにちは!
DRESSY編集部です◎
本日は鹿児島県民にとっては、もはや標準語である鹿児島弁だけど、他県の方にはなぜか伝わらない!?難しい鹿児島弁をご紹介します。鹿児島県民はもちろん、鹿児島県に引っ越す予定がある方や旅行の予定がある方など、みなさま必見!
鹿児島弁を知れば、鹿児島をもっと好きになるかも!?みなさまのお住まいになるエリアとの違いを感じながら読み進めていただければと思います。
鹿児島弁の基礎知識
通称【鹿児島弁】の愛称で知られている鹿児島の方言。ですが、実は奄美諸島を中心としたエリアでよく使われる方言・奄美方言と、それ以外のエリア&一部宮崎県内でもよく使われる方言・薩摩方言の二種類に分類されます◎
鹿児島の方言の特徴と言えば、一番に思い浮かぶのは独特のイントネーション。発音に抑揚があるため、どちらかと言うと聞いていて力強い印象を受けます。
若い方を中心にイントネーションが変わります!
近年では鹿児島市内の若い方を中心に標準語に近い鹿児島弁を話す人も増えています。どちらかと言うと年配の方の方が鹿児島弁特有のイントネーションが強く、同じ鹿児島県内の方であっても「何を話しているのか分からない」といった現象が起きるようです。
どのエリアも祖父母世代の方かつ方言がきつい方は「何を話しているのか分からない・・・」といった現象は共通しているようですね◎
鹿児島弁でよく使う語尾
鹿児島弁では、語尾に「け」や「がよ」を使うことが多く、どこか温かみある話し方に聞こえます。
- ●これ食べてもいいけ?
●課題の提出は明日け?
●私も公園に行ったがよ
●その日は忙しい遊べんがよ
別に語尾を付ける必要は無いと言えば無いのですが、「なぜか」付けてしまうのが鹿児島県民。これを付けるとなんだか口調が柔らかくなるように感じるため、無意識に付けてしまうそうですよ◎
なんとなくキツい印象を持たれやすい九州エリアの方言ですが、実際文字にしてみると意外とまろやかでかわいらしい話し方であることを知っていただけたのでは?と思います。
難しい鹿児島弁01:おやっとさー
鹿児島弁一覧に必ず出てくる方言「おやっとさー」。標準語の「おや?(疑問形)」とは異なるので、要注意。標準語に変換すると「お疲れ様/ご苦労様」など、人をねぎらうときに使う言葉になります◎
空港などの公共施設や商品名などに使われることも多い「おやっとさー」という方言。鹿児を訪れると一度は必ず見る&聞く言葉なので、覚えておいて損はありません。
難しい鹿児島弁02:おい
標準語では人を呼び止めるときに使う方言である「おい」。標準語だと人にキツい印象を与える「おい」ですが、鹿児島弁では男性が自分のことを呼ぶ一人称として使います。
- 鹿児島弁:おいは今日疲れた
標準語 :おれは今日疲れた
時代劇などでも使われることが多い「おい」という方言。なかには「昔の言葉だと思っていた」という方もいらっしゃるかもしれませんが、鹿児島では現代でもよく使われている方言のひとつです◎
難しい鹿児島弁03:あいがとさげもした
もはや呪文のようにも見える「あいがとさげもした」という方言。しかし、実はこれ、覚えておいて損はない鹿児島弁のひとつ。標準後に変換すると「ありがとうございました」とお礼の言葉になるんです◎
数ある鹿児島弁の中でも使われる機会が多い「あいがとさげもした」ですが、実は「あいがと」で「ありがとう」となり、「さげもす」で「ございます」という意味を持ちます。それぞれ単体でも使われることが多い方言なので、ぜひ覚えておいてくださいね!
難しい鹿児島弁04:だからよ
標準語では接続詞として使われることが多い「だからよ(だから)」ですが、鹿児島弁では相槌として使います◎
- 自分:今日仕事行くの本当にだるいわ!
相手:だからよ(標準語:それな)
これ知らないと絶対「だからよ」と言われても、自分の思いに共感してもらえてるだなんて思いませんよね!実は今で言う「それな」を意味する鹿児島弁なので、割と若い人の間でも使われています。
難しい鹿児島弁05:てそい
鹿児島以外ではまず通じない鹿児島弁と言えば「てそい」。鹿児島県民の方はいつものノリで県外で使うと相手の方を驚かせてしまうかも!?
鹿児島弁の「てそい」は標準語に変換すると「めんどくさい/だるい」という意味になります。
- 鹿児島弁:今日まじでてそいわ
標準語 :今日まじでだるいわ
このような感じで鹿児島県内では割と男女年齢問わず、広く使われている言葉です。