毎日の出費のなかで意外と大きな割合を占めているのがランチ代です。毎回外食をしてしまうと1ヵ月で結構な金額になります。外食が続くことで「少し出費が多いかも」「高カロリーのものが多いから体型が気になってきたかも」という人もいるかもしれません。手作りのお弁当を持っていけば、節約になるとは分かっていても毎日作るのは大変です。しかしほんの少し工夫するだけで出費が減らせるだけでなく、ヘルシーなランチができます。ここでは、無理なくランチ代を節約するコツをご紹介します。
主食は持参。おかずだけを買い足す
「料理に慣れていない」「早起きが苦手」という人の場合、毎朝お弁当を手作りするのはとても大変です。苦手なことや嫌だと思っていることは習慣化が難しいため長続きしません。そこでまずはすべてを手作りせず、主食だけ用意することから始めてみましょう。
簡単なのがおにぎりです。好みの具を入れて好きな大きさに握るだけで完成します。朝は1分でも長く寝ていたいのなら、前日に作っておき冷蔵庫に保存しておいてもいいでしょう。おにぎりを作ることも面倒だと感じる人は、ご飯だけをお弁当箱に詰めてふりかけをかけたり、梅干しなどを添えたりするだけでもOK!
ご飯は休日にまとめて炊き、1食分ずつ冷凍保存しておけば、朝に電子レンジでチンするだけです。あとはサラダやおかず、スープなど好きなものを通勤・通学の途中や職場・学校の近くで買い足します。これだけで外食より安くすむでしょう。
前日の夕食の残りを取り分けしておく
朝起きるのは苦手だけれど夕食は自炊をしている人は、お弁当用におかずを少し取り分けしておくといいでしょう。例えばメインのおかずを夕食から取り分けして冷蔵庫に入れておけば、朝お弁当作りにかかる時間はグッと短くなります。
もしくは取り分けしたおかずを前の晩からお弁当箱につめて、冷蔵庫に保存してもいいでしょう。朝の忙しい時間帯におかずを作るのと違い、夜に準備しておくことでお弁当に詰める時間が省略できます。
コンビニはできるだけ利用せずスーパーへ
ランチを購入しようとコンビニへ行き、つい食後のデザートやドリンクまで買ってしまった……という経験をしたことはありませんか?コンビニランチは意外と高くつくこともあります。
ランチを買って済ませるときは、できるだけコンビニよりも安く商品が手に入るスーパーなどを利用しましょう。そのほうが安上がりなうえに種類が豊富で、メニューに飽きることも少ないはずです。
お昼にすぐに行ける距離にスーパーがないときは、朝の通勤・通学の前や途中で買っておくのもいいでしょう。オフィスや学校近くのコンビニは、ランチタイムはレジが混みがちです。購入に時間がかかると貴重な昼休みがその分短くなってしまいます。午後からも効率よく仕事や勉強をするために、昼休みはゆっくりと食事をしてリフレッシュしたいものです。