子どもの名付けには使用できない漢字も?
名前に使用できる漢字は、「人名用漢字」という法律で決められています。
「苺」や「雫」などの漢字も、実は2004年から法律で使用可能として決められました。
また、タレントの「中川翔子」さんの本名は「しようこ」という珍しい名前です。
本来ご両親は「薔子(しょうこ)」という名前にしようと考えており、代理で役所に向かった叔母さんが届け出を出したところ、「薔」という字は人名用には使えないことが発覚します。そこで役所と叔母さんの間で押し問答になり、叔母さんが「じゃあいいわよ!平仮名で!」と殴り書きをしたところ、小文字だったはずの「ょ」が大文字の「よ」だと認識され、そのまま登録されてしまいました。
現在は2023年11月11日に中川翔子さんご本人のYouTubeチャンネルにて、「翔子」への改名を発表。同年11月22日に自身の公式SNSで、本名の変更が受理されたことを明かし、「翔子」という名前で暮らしています。
こういったケースはまれではありますが、考えている漢字が名付けに使えるかどうか、事前に「人名用漢字」の法律を見て確認しましょう。
画数は気にして決めた方が◎
「女の子の名前も、画数は気にするべき?」という疑問ですが、もちろんYESです。結婚しても名前は変わりません。
基本的には名前の画数の地角が、本人全体の家庭運・幼少期運をあらわします。
しかし、姓名判断の場合総格や人格が最も大切になってきますので、結婚した相手の苗字との相性にもよります。
画数の数え方は複数あり、「漢字の成り立ち」から数える方法と、私たちが学校で習ったような「文字そのものの画数」で数える方法などがあります。どちらを選ぶかは両親次第ですが、流派などもあり意見が分かれるところもあります。
基本的にいいと言われる画数を紹介していきます。ぜひ参考に探してみてはいかがでしょうか?
一(画)・・・◎
三(画)・・・◎
五(画)・・・◎
六(画)・・・◎
七(画)・・・〇
八(画)・・・〇
十一(画)・・・◎
十三(画)・・・◎
十五(画)・・・〇
十六(画)・・・〇
十七(画)・・・〇
十八(画)・・・〇
二一(画)・・・〇
二三(画)・・・◎
二四(画)・・・◎
二五(画)・・・〇
二九(画)・・・◎
三一(画)・・・◎
三二(画)・・・◎
三五(画)・・・〇
三七(画)・・・◎
三九(画)・・・◎
四一(画)・・・◎
四五(画)・・・◎
四七(画)・・・◎
四八(画)・・・〇
五一(画)・・・◎
五七(画)・・・◎
五八(画)・・・〇
六一(画)・・・〇
六三(画)・・・◎
六五(画)・・・◎
六七(画)・・・◎
六八(画)・・・◎
八一(画)・・・◎
これ以降の画数は、1に戻ってください。(例:82画の場合、2画になります。)
ただし、吉凶半々と言われる数や凶運数、男性には大吉でも女性にとっては悪い画数は外してあります。特に女性に悪い画数と言われる凶数が、10、12、20、22、23、26、28、30、40、42、44、50、60、70、80です。あくまでも参考に名付けを行うようにしましょう。
出産後、女の子に似合う珍しい名前を考える場合
出産してから子どもの顔を見て珍しい名前を決めたい場合、いくつか候補を作っておきましょう。
父親似や母親似によっても、名前を変えたくなることがあります。出産してきた赤ちゃんの顔を見て名付けることも、とても素敵な名付け方ですね。
女の子の場合、名前によりイメージが付きやすいことが考えられます。優しい子になってほしい場合は「優子」(ユウコ)、また芯の強い子になってほしい場合、「真子」(マコ)などという名前もあります。
ただ、前述した通り、出産してから14日以内に名前を考える必要があります。一緒に過ごしてから決めるのもいいですが、期限を意識しつつ、大人になっても呼ばれやすい名前を付けるようにしましょう。
次ページからは、より具体的な名前をご紹介します。