圧巻の工場夜景を見られる「水島展望台」や、プリンセス体験も人気の「いがらしゆみこ美術館」、目の錯覚を利用したからくりで遊べる「桃太郎のからくり博物館」など、知る人ぞ知る倉敷の穴場観光スポットをご紹介します。

1.大橋家住宅

美観地区から少し離れた場所にある「大橋家住宅」は、江戸時代に塩田の開発で財をなした大橋家が寛政8年(1796年)に建てた邸宅。主屋、表門、米蔵、内蔵の4棟が国の重要文化財に指定されています。倉敷の豪商らしい重厚な造りで、米蔵や座敷、所蔵品などを見学できます。

また夜になると南側の2階の障子に影絵が投影され、レトロな雰囲気に。映し出される影絵は数パターンあるので、足を止めてじっくり見てみましょう。

2.水島展望台

鷲羽山公園線(旧鷲羽山スカイライン)上にある、水島コンビナートを見下せる展望スポット。水島コンビナートは総面積約2,500万㎡と国内有数の規模を誇る工業地帯で、特に夜通し稼働している工場の明かりが作り出す夜景は圧巻!夜のドライブにもおすすめの穴場展望スポットです。

なお鷲羽山公園線、水島展望台ともに無料で利用でき、展望台には4~5台ほど停められる無料の駐車場も用意されています。

3.いがらしゆみこ美術館

倉敷美観地区にある、少女漫画界の巨匠・いがらしゆみこの美術館。館内には、直筆原画や複製画、連載当時のグッズなどを常設展示しているほか、絶版になった名作を読むことができる秘蔵ライブラリーもあります。また、好みのドレスとカツラを付けて館内で記念撮影ができる「プリンセス体験」も人気!

4.星野仙一記念館

photo by さかたつさん

倉敷市出身の元プロ野球選手・星野仙一氏の、野球人生と功績を伝える記念館。館内には、幼少期に使用していたグローブや選手・監督時代のユニフォーム、表彰カップ、写真パネルなど、約300点を展示しています。またビデオ鑑賞ルームもあり、オリジナル編集の映像を観ることができます。